こんにちは。
サラリーマンとして会社で働いている時って、無駄な作業が多いよな、上司がうるさいな、と思う毎日ではないですか?
僕はそうでした。かと言って、サラリーマンを否定するようなことを書くつもりはありません。
人間誰しも不満を持って生きていますし、隣の芝生は常に青く見えるものです。
でも、堀江さんことホリエモンさんの本である「多動力」を読むと少し普段の不満も軽減し、前向きに生きられるきっかけになる本なのではないかな、と思ったので今回はこのブログで記事にしようと思いました。
マンガで身につく 多動力 (NewsPicks Comic)
目次はざっとこんな感じですね。(書籍版)
第1章:1つの仕事をコツコツとやる時代は終わった
第2章:バカ真面目の洗脳を解け
第3章:サルのようにハマり、鳩のように飽きよ
第4章:「自分の時間」を取り戻そう
第5章:自分の分身に働かせる裏技
第6章:世界最速仕事術
第7章:最強メンタルの育て方
第8章:人生に目的なんていらない
サラリーマンの自己啓発本って世の中には溢れていますよね。
そのどれもが勇気づけられるような内容で、そして次の日には忘れてしまいサラリーマンの日常に戻ります。
中々効果のある自己啓発本って僕は出会ったことがありませんし、そこに書いてあったことを実践したこともありません。
きっと抽象的で響く言葉があまりないからだと思うんですよね。
「多動力」の目次を見ればわかると思いますが過激な言葉が並んでいますよね。
「バカ真面目の洗脳を解け」なんて言われたら職場の人たちが報告書を頑張って書いているのを思い出してしまいますし、「経費精算を自分でするサラリーマンは出世しない」という本の中で出てくる言葉ですが、僕はクソ真面目に残業しながら経費精算していたのできっとサラリーマンをまだしていたら出世なんてできていなかったんだろうな、と。(笑)
Contents
『小利口はバカには勝てない』
この言葉も本の中に出てくるんですが、これは紛れもない事実ですよね。
僕自身、起業をして共同創業者を探すのにとても苦労したんですが、最も揉めたのが僕はとにかく行動して人と会って情報を集めて前に進んでいく派、うまくいかなかった共同創業者はとにかく、議論をして資料を作って議論をして資料を作って、を繰り返したがる人だったんですよね。
最初は意見を尊重して、彼の方針に任せてみたんですが、2週間インターネットで調査をして、その分野の人にヒヤリングして業界慣行や市場データの曖昧さが露見し2週間無駄でしたね、という話になりました。
彼は元々大企業勤務だったので、サラリーマンの仕事をそのまま起業に持ってきちゃった。それに比べ僕は行動バカなのでそのぶん情報も早く集まって、とりあえずある程度のリスク背負って事業始めちゃう。
多分成功する確率でいえば僕の方なんじゃないかな、って思ってたところに多動力で小利口よりバカが勝つと書いてあったので確信に変わりました。(笑)その彼とはもう事業やってません。
この「小利口はバカには勝てない」っていうのは他の側面もあって、チャンスは転がっているけど、悩まずとりあえず飛び込む人間がチャンスを先に拾っちゃうぞ、という警鐘なんですよね。
バカの方が得をするっていうとてもわかりやすい例を説明してくれる本です。
『見切り発車は成功の元』
次に共感した言葉として「見切り発車は成功の元」です。
僕が今まで出会った成功している起業家はみんな綿密な計画を立てて事業を始めたんだと僕は思っていました。
MBAとか出ている人たちに関してはよりその念が強かったんですが、なんとほぼ10割が見切り発車でした。(笑)
そのことに衝撃を受けていたら、成功者たちはみんな「事業なんてやってみなきゃわからない。事前の調査通りに行くことなんて有り得ないのはわかってる」とおっしゃってました。
そういえば、サイバーエージェントの藤田社長も「100%成功するビジネスだと思ってローンチするけど、半分も成功しない」って言っていた記憶が有ります。
逆に、ダメかもな・・・と思っているビジネスが花開いたりするということでもあり、商売の世界は面白いな、と思いますね。
サラリーマンをやっていると、僕もそうでしたが「今の生活を捨ててそんなリスクを取れない」という感覚がありますよね。
僕なんて起業する訳でもなく、ベンチャーに転職するだけで少しビビってましたから、大企業から一転して起業って常識の中に生きてきた人間であれば怖いと思います。
ですので、起業する前は念入りに考えているビジネスモデルが確実に儲かるのか、などと深く考えてしまい、辛くなり、結局起業しないでサラリーマンを定年まで続ける、というのが普通のケースだと思います。
でも「見切り発車でいい」という言葉はなんとなく背中を押してくれますよね。
僕も起業する時はこれまたビビってましたが、「ダメで元々でとりあえず飛び込めよ」と起業家の方から言われ、勇気をもらいました。
ですので、起業するかどうかで迷っているサラリーマンの方は、まずは多動力を読んでもう一度人生について考えてみることをオススメします。「小利口はバカには勝てない」ですよ。
とにかく、動いていきましょう^_^
以上、【多動力の要約】状況変えたいけど変えられず仕事の悩みを抱えているサラリーマンにおすすめの本を紹介…でした。
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