総合商社論

【転職・起業】せっかく就職した総合商社(大企業)を辞めたその後のみんなの転職先は?

 

最近、商社社員の転職が増えているという記事、増えていますね。

すでに大手企業で定年まで迎えるというワンダフルライフは幻想になってしまったのでしょうか?

こんな記事もありました。

→ 三菱商事で年間100人規模、総合商社から大量に退職者が出る時代

確かに総合商社を辞める人は増えていますが、

他の企業の退職率に比べたらまだまだ多い方ではないと思います。

でも、商社マンが会社を出て、実際どのようなことになっているの?

という点は最近出ていったばかりなので、

外資コンサルとかスタートアップに転職したという目を引く記事ばかりです。

でも、この退職者が増えている時期より前に辞めた人たちを含めると、

今はどうしているのか?という点が個人的には気になったのでそこにフォーカスしてみました。

では参りましょう。

大手商社の人気は学生には未だに健在・就職したい企業ランキング

以下は「出世ナビ」が掲載している、

人材サービスのビズリーチ(東京・渋谷)が調査した、

2019年卒業予定の大学生・大学院生260人に、

「社員に会ってみたい企業ランキング」を参考にさせて頂きました。

関連記事>>>本当に「就活生が社員に会いたい」企業ランキング

トップ10に三菱商事、伊藤忠商事、三井物産がランクインしています。(マイナビの人気企業ランキングでは伊藤忠だけだが)

また、就職が難しい(=人気と言える)企業のランキングでも三菱商事、伊藤忠商事、住友商事の3社がランクイン。

このランキングは駿台予備学校の協力を得て、模試の難易度から、企業別入社難易度を算出されています。(livedoorニュースを参考)

関連記事>>>集英社がトップ?入社するのが難しい有名企業

また、彦根東高の野球部の若い世代まで、商社マンを夢見る球児がいるくらいなのです。

→ 甲子園には確かに「文武両道の球児」もいる

とどまることを知らない商社人気。では社内の状況はどうなのでしょうか?

以下は三井物産の管理職の方の職場をイクメンも活躍できるように効率化しようという内容が書かれた記事です。

実際に僕のいた商社にもこのような方は多くて、プライベートを充実させましょうという文化はでき始めていました。

まさに学生が求める良い企業になってきているようにも思います。

→ 「イクメン」の為に「イクボス」の育成を 業績のカギは中間管理職が握る

こんな企業を辞めるなんて正気じゃないですよね?(←辞めた私が言うのもあれですが)

就活を頑張って内定した商社を出ていってしまった人たちの次の仕事は?転職?海外起業?

まず一つ目の記事はとてもネガティブな理由で商社を退職した人の物語です。

会社の文化が合わなかった典型的な例と言えますが、

勤務しながら必死に自分に投資し、

ある投資のメンターと呼べる人との出会いから投資を始め、稼いだというものです。

→ 年収1億円の投資家になった元商社マンが、苦悩、挫折、絶望を経て会社を辞めるまで

実際にこういった人はかなり少数でしょう。

会社にいると夜の飲み会を断るのってエネルギーいるんですよね。特に商社は。

私自身、社内飲みを断った時に上司から「お前が働いてるのは商社だぞ?」と言われたこともあります。

それを断り切って、勉強に集中したというのはなかなかレアなケースだと思います。

三菱商事を辞めてタレントになった堀口ミイナさん。

「堀口は日本とトルコのハーフで、トルコ生まれ。日本語とトルコ語のほか、英語・スペイン語・中国語を話し、早稲田大学卒の才女」

と書かれていますが、商社ではこのくらいのスペックは珍しくありません。

顔のレベルは珍しいです。(笑)

外国の文化を兼ね揃え、芸能界も知っていれば商社で働くのはさぞかしつまらなかっただろうなと思います。

→ 堀口ミイナ
→ 年上のウエンツ瑛士にもタメ口!堀口ミイナは確信犯の新“炎上タレント”か

その他はやはり流行の業界に転職するケースは本当に多いですね。

いわゆるスタートアップ、今年で言えばFinTech系です。

他にも、大手家電メーカーと商社マンの相性はとても良いという評価です。

「たしかにそうです。そのため、彼らのキャリアを活かせる会社がより選ばれるのでしょう。日本の大手家電メーカーは、往々にして行動が遅く、いまだに消費財系のIoTが少ない。特に総合商社出身者は、海外とのパイプラインが多く、現地工場とのやりとりもとてもスムーズです。部品の工場を見つけてくるのが強ければ、こうした先進的な家電の開発が早く進むので、相性がとてもいいです。

→ 三菱商事、東芝、メガバンク…大手企業を辞めた20代若手社員はどこに消えたのか? 先端テクノロジーに惹かれる若者たち

また、以下記事はスタートアップのアーリーステージに進んだ人の記事ですね。

→ 僕がサラリーマンをやめた3つのきっかけ

この方は特に商社に不満を感じての転職ではなかったようです。

前述のとおり前の職場への僕の満足度は高かったので、「良いスタートアップ」に出会えなければ、それはそれで腹をくくって働き続けるのもアリかなと思うこともありました。

ステージの説明はこちらで書いています。

→ 商社マンが転職すべきスタートアップ企業とは?

 

他には、HBS(MBA)留学したかっこいい女性もいます。

この矢野さんは「甘ったれになってしまう」とかなりの上昇志向ですよね。

卒業後はNYでMaterial Worldの立ち上げをしているみたいです。

→ 「このままでは甘ったれになってしまう」~大手商社を辞めて踏み出す

Material World→ https://www.materialworld.co/

めちゃくちゃカッコいい、エリート中のエリートという感じです。

 

こちらは少し番外編ですが、三菱商事を定年退職した方についての記事です。

→ 「定年後は開発に500時間かけても怒られない」、もう一人の82歳アプリ開発者

定年退職した後にiPhoneアプリの受託開発もしたそうです。(笑)

最近では人間は100歳まで現役と言われていますが、その走りになるかもしれませんね。

今回のまとめ

総合商社を辞めた人の進路はなかなか多様で、優秀な人からどんどん辞めていることからもこれからどんどん世に出てきそうな感じがしますね。

総合商社は多くの優秀な起業家の輩出企業になる気がしています。

元商社マンのその後を追う企画は面白いなと個人的に感じたのでまた記事にしようと思います。(笑)

以上、【転職・起業】せっかく就職した総合商社(大企業)を辞めたその後のみんなの転職先は?…でした。


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