総合商社論

東京カレンダーで表現されるチャラい・イケメン商社マン像ってリアルなの?その恋愛事情と結婚した妻たちに共通する不満の特徴とは。

こんにちは。

如何お過ごしでしょうか?実は、先日本ブログ問い合わせのところからタイトルのような質問が飛んできました。

「東京カレンダーで表現される商社マン像ってリアルなの?」

商社紹介ブログではないのですが、気になっている人は(特に女性)多そうなので需要あり、ということでこんなくそニッチな記事を書いています。

東京カレンダーの記事は東京のアッパークラスの生活を小説風に紹介していて面白いですよね。

リアルな商社マンの内情を知っている僕からしたら良く取材されていると思う訳で、東京のダークサイドな面も良く書かれてます。

田舎に住んでいる人が読んだら別世界のように感じるでしょう。

東京カレンダーの商社マンは本当にリアルなのか?

さっそく直近の記事を読んでみました。

・丸の内のモテ・ヒエラルキーの頂点!大手総合商社マンの華麗なる独身生活
・浮気の代償、咎められるのは女ばかり。にゃんにゃんOLは会社にとってただのお飾り?

記事内には商社マンのステータスは「ヒエラルキーの頂点」「華麗なる独身生活」と書かれていますが、30歳になる頃までは確かにその通りです。

合コンではちやほやされるし若手時代から会社の陰謀で給料が同世代の人たちより遥かに高いのでかっこいいマンションに住みながら女の子と高いお店でデートができます。

なんで僕は辞めてしまったんだろう、総合商社。

しかし、遊びが過ぎて借金してしまう人も多々いますが(社会人デビューに多い)。

実際のところ社内ではプライドの高い人が多く、日々の会話の中でもマウンティング合戦があり、各自相当なストレスを溜め込んでいる人は多いです。

プライドが高い人が多いからってだけですが・・・。

こちらは「東京人生ゲーム:25歳総合商社勤務の男が選ぶ街「渋谷」。高校時代から感じ続けた敗北感。」という連載記事を見ればなんとなくドロドロした会社内のマウンティング現場はわかると思います。かなりリアルです。

結構取材に力を入れているのか、誇張表現が多々あるものの、商社マンの心情としてはかなり近いものがあります。

商社マンはプライド高いですがその裏返しは実は自分に自信がないという人は多いです。

その分、努力家が多い面もあります。

 

彼らのストレスの捌け口として、ちやほやしてくれる女の子に走る、浪費に走る人がとても多いです。

商社マン優作」という連載記事もありましたが、同期の陰謀で異動なんてことはかなりレアケースだと思いますが、サラリーマンである故、異動は自分のコントロールでは決められず、「同期を押し退けてでもその部署に異動したいか?」などと聞かれたら間違いなくYesと答える人材の方が多いでしょう。

僕?間違いなくYesと答えたと思います。

その意味ではこの優作の世界もある程度正しいのかもしれません。

商社マン妻が抱える不満

東京カレンダーに以下のような記述があります。

夫のスペックで戦い、勝ち負けを争う。マウンティング妻の実態

「でもねぇ、みんな、私よりずっと優雅な生活送ってるのよ。商社マンって女の子に人気だけど、私、もうちょっとよく考えて結婚相手を選べば良かった」

「どういうことだ?」

「みんなの旦那さんね、ゆうちゃんよりずっとハイレベルなの。外銀、外資コンサル、あと経営者とか…。商社マンや広告マンなんて、何かワンランク下って感じ。私、みんなの中じゃ肩身狭いのよ」

引用:結婚ゴールの真実:「商社マンじゃ勝てない…」夫のスペックで戦うマウンティング妻

なんだか旦那のスペックでマウンティングするなんて幸福度低いですね。

しかし、このような商社マン妻は実際にいますし、西麻布界隈でギャラ飲みをしているタレントもどきの女性達からすれば商社マンは「妥協」に当たるでしょう。

しかし、基本的には商社マンは一般サラリーマンの中では相当恵まれている方なので、「商社マンを捕まえた!」と満足している奥さんも多そうですね。

何よりも首なく安定しているのですから、あとは旦那が毎日ちゃんとお勤めしてくれれば人生安泰です。

しかし、最近は退職ラッシュで、結婚した後に商社を辞められて、愚痴をこぼす妻はこれから増えて来るかもしれません(私の周りにはいます)。

→ 最近総合商社マンが退職しまくっているその理由/転職先はどこ?〜なぜ優秀な若手・エース人材ほど突然辞めるのか〜

結婚行き遅れ、離婚済み商社マンの末路

若いうちはヒエラルキーのトップであることは間違いありませんが、商社マン時代が楽しいのは本当に若手の内だけ。

30歳になる頃に出世競争が始まり、早ければ35歳あたりで自分はこれ以上に上昇できないという空気は自分の今までの異動経歴でなんとなく読めてしまいます。

そこからはもう生きた屍のようにやりたくない仕事に耐え、社内同僚を集めてBBQ大会を開く大人になってしまいます。

話を上の「夫のスペックで戦い、勝ち負けを争う。マウンティング妻の実態」に戻しますが、東京は怖い街です。

商社マンの給料は高給ですが、東京のアッパークラス層からしたらかなり低い年収という認識になっています。

例えば僕が勤めている会社(ベンチャー)の社長は商社マンの10倍以上稼いでしまっています。

外資銀行、ファンドの人たちの年収も商社マンより遥かに高く、東京の都心に住めば住むほどヒエラルキーの頂点ではないことに気づいてしまいます。

最近、モデルのダレノガレと商社マンが付き合った(もう別れたけど)という話もありましたがその商社マンは家がとても裕福で、既にアッパー層なので普通の商社マンとは人種が違います。

僕の元上司の息子さんは某幼稚舎に入学したそうですが、職業差別が実際にあるとのことで、良い学校に入れても子供が辛い思いをすることがあります。

正直、上を見ればキリがないですが、商社マンというのはそういうポジションなんですね。

それでも結婚相手は商社マンが一番だよ

商社マンの強みを言えば、解雇されることがない、盤石な基盤を持った会社勤めなので定年まで安定して中の上の暮らしができるといった具合です。

副業も禁止ですし、収入面においてはキャップがもう決まってしまっております。

全力で株式投資、不動産投資するくらいでしょうか。

なんてつらつらと書いていますが、商社マンを結婚相手として選ぶのは一般的には正解だと思います。

やはり、一般的に見たら高給ですし、色んな国に高待遇で住めるのは魅力的です。

他にもこんな商社マンのステータスは大したことないぞと話をしていますが、やはり人に好かれる魅力があるのが商社社員です。

学校のクラスで人気者だった人たちの集まりであることは間違いありませんし、優しい人も、尊敬できる人もたくさんいます。

僕が女性なら結婚相手として商社マンを選ぶ可能性は存分にありますので、東京カレンダーの商社マンがリアルであるにせよ、一般社会では十分にアッパークラスです。

ですので結論として、東京カレンダーの商社マンはかなりリアル、批判もあるが良い人多いヨ!と雑にこの記事を終わらせていただければと思います。

ではでは。

以上、東京カレンダーで表現されるチャラい・イケメン商社マン像ってリアルなの?その恋愛事情と結婚した妻たちに共通する不満の特徴とは。…でした!


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