現代では、新卒でベンチャーに入社し、
独立し月間数百万円を稼ぐ人が普通に出てくる時代になりました。
しかし、就職活動をしている学生や社会人1年目の方々を見ていると、
まだまだ色濃く大企業勤務こそ人生の勝ち組だ、
そう思っている人が非常に多くいると感じます。
しかし、それも致し方ないことです。
「価値観」とは最も一緒に時間を過ごす「親」の価値観が色濃く残るものであり、
まだまだ古い価値観を引き継いだまま、大企業勤務に固執する人も多いです。
人生でいつも「負ける」側にいる人は、努力、行動力など色々な話がありますが、
紐解いていけば単なる「情報不足」です。
情報がなければ努力する方向もわからず、行動にも移せません。
大企業で働いている人の価値観、その世界以外の環境を「知らない」からこそ、
「そもそもベンチャーで働いて独立しサラリーマンの何倍も稼ぐ人たちがいる世界」
を知らないだけなのです。
本メディアは、そんな人たちに、より広い世界を知ってもらい、
親の価値観が色濃く反映された「リスクのあるキャリア」から救い出すことを目的に運営しています。
さて、少し話しすぎましたが、今回は当メディアの中で一貫して大企業で勤務し続けるのはリスクである、
と語り続けている中で、それでも「大企業を退職してはダメな人」の特徴を紹介して、
無闇に周りに流されてより危ないキャリアを歩もうとしている人を救出すべく、
執筆をしていきたいと思います。
この記事は、
「大企業勤務だけどなんとなく転職をしなければまずいのでは?」
という方向けの記事となります。
Contents
大企業を退職してはダメな人の3つの特徴

大企業を退職してはダメな人の特徴を3つの観点から見ていきましょう。
1) 大企業のステータスが大好き・保守的すぎる人
まずは、
「大企業のステータスこそ神!」
と思ってしまっている人ですね。
これはかなり多いですし、
私が大企業を退職したあとに収入が数倍にもなった後でも大企業勤務の方が良い、とオラつく人は非常に多かったです。
実際に、社会的にもステータスがある方が人に嫌われない、
無意味に尊敬されるという錯覚が起こりますが、
それで満足できる人は大企業は退職しない方が良いです。
しかし、実際に大企業のステータスは実際にそこまで大事でしょうか?
長期的に見れば、大企業に勤務し続ける人はリスクしかありませんし、
むしろ危機感が足りなすぎます。
これに関しては詳しく以下の記事でも解説していますので、
参考にしてみてくださいね。

この危機感に気づかないまま、
周りが次々と転職していくのを横目に、じゃあ自分も転職しようかな、
と思い中途半端に大企業を退職してしまうと、
転職で失敗をします。
保守的でまだまだ危機感を持っていない人は、
まずは「なぜ大企業勤務はリスクなのか?」というところを納得した上で転職するのが正解でしょう。
三菱商事のレポートは衝撃。金額の大小に関わらず、案件では社内印が6.7個必要で全てペーパー。30歳中堅は承認に時間を費やし、以降はリーダークラスが実務に取り組むため責任から悪い意味で解放される。やる気あるハイスペック人材は飼い殺され、40歳の段階で責任感のないビジネスマンが生まれる。 https://t.co/gfzvVXv7qx
— Takuma Sakai (@tyotu) 2018年11月3日
40歳にもなって何も決められない人間になっちゃう/課長級=チームリーダー。すべての行動や決裁を、チームリーダー以上の承認によって実行する仕組みとすることで、若手は責任から解放される。逆に言えば、30代後半以下のヒラ社員には、権限や責任がほとんどない。三菱商事 https://t.co/KP45iW8Pcw https://t.co/qN72C1KJGL
— 渡邉正裕 (@masa_mynews) 2018年11月2日
金融機関のリストラ問題だけど会社が傾くならバックオフィス→営業のコンバートなんて仕方ないと思うし、そういう時に適正もないしやる気も無くて営業が出来ないってんならそれはその人の限界だから転職するしかないと思うし、転職市場で価値がないってんなら残念なお仕事につくしかないと思う。
— りんご太郎🍎🍏 (@motoyamadadesu) 2018年11月5日
今日ちとショックだったのは五大商社含め数十人の商社中堅・シニアが集まってグローバルトレンド・二つのビジネスモデルについて1時間のプレゼンを聞いても、モノの見事に一つの質問も出なかったことかな。。黙って聞いて黙って帰っていく。唯一双○軍団は明るくて元気だったけど。何しに来たのよ・・
— 物流太郎(LOGITARO) (@LOGITARO1) 2018年11月1日
なんて馬鹿なことをしているのかねぇー!日本の政治家という奴らは。富士通45歳リストラが物語るものは、これからどんどん文系・法系・経済系・家政系はリストラの対象になって僅かに生き残れるのはエリート理系だけ。後は使い捨て自由で、使い棄てられたリストラ派は仕方なく契約社員か派遣社員・アル
— 小川正武 (@mCz7uXoMPYg9JLi) 2019年4月9日
富士通までリストラ…。しかも45歳以上全員対象って、数あった半導体業界リストラでも1番エグいんじゃないか?やっぱり今の世の中、安定なんて幻なんだよなぁ…。
— とあるまどか☆RABにわか保護者 (@mado2011xpe) 2019年4月8日
2) 学び成長していくつもりがない人
そもそも自分を向上していこうと考えていない人は、転職をしても新しい組織に順応し成果を上げることが難しいので、
転職を考えるのであれば転職先での成長は必須になります。(ここでの成長は人によって定義は異なりますが、目標を持って努力することには変わりありません)
ここに意欲がない人は、
転職はせず、
ゆっくりと育ててくれ、
年功序列で昇給していく大企業を辞めない方が良いでしょう。
成長意欲がなく大企業に居座る場合は、将来的にリストラの対象になったり、
企業が倒産するリスクこそありますが、そこまでは生き延びることができます。
企業が倒産したり、リストラの対象にある程度高齢になった際は、
転職先は限られてしまい、給与も下がると思いますが、
ここは運に賭けた方が良いと思います。
倒産リスク、リストラのリスクは目をつむって大企業に居座りましょう。
どれくらいのリスクがあるかは、現代社会では変化が早すぎるので推し量ることは難しいですが、
現状は以下のような感じみたいです。
「富士通45歳以上リストラ」が話題なので、リストラ対象世代の皆さんが就活生だった時の就職人気ランキングを置いとく。富士通はずっと理系トップ10位内だったんだよ…
私も就活当時「今の大企業も将来どうなるか…」と聞かされ、脅しだろ?とか思ってたが、今現実になってるし、皆も他人事じゃないぞ! pic.twitter.com/hwuRqzT9Tw
— ブラック企業アナリスト 新田 龍 (@nittaryo) 2019年3月25日
🔽45歳以上に対し、早期・希望退職者募集の嵐が吹き荒れているということ https://t.co/EH1X3oZMNr
あらら、、、日本を代表する上場企業が「45歳以上」をリストラしようと動き出してるみたいです。大企業は安泰なんて、幻想でしたね。自分で考えて、自分で稼ぐ方が、心も収入も安定すると思う
— マナブ@バンコク (@manabubannai) 2019年3月25日
3) 今の収入に満足している人
今の収入に満足している人は、
そこまで転職を考える際に年収アップを臨まない傾向にあります。
世の中では「お金」の話をすると、「汚い話」をしていると、
批判されることもありますが、
それでも人間の大きなモチベーションになるのは収入です。
報酬が増えるからこそ「プロフェッショナリズム」が磨かれるのです。
ベンチャー企業の経営者で、
「お金の交渉を積極的にする人は採用しない」という人もいますが、
年収を著しく下げて、「ビジョンが大事なんだ」というのは、
私は宗教でしかないと思っています。
さすがに「金、金、金」となるのはやりすぎですが、
本人が納得のいく年収を提示し、
どうしたら昇給されるのかを説明してあげるべきです。
少し話がずれたかもしれませんが、
年収をさらにあげたい、という人が転職は成功し、
継続的にモチベーションを高くして仕事をする傾向が私の周りには多いです。
お金はいらない、やりがいが欲しい、年収は下がってもいい、
という人もいますが、
このような気概では、
ひとたび事業がうまくいかなくなると、
「前の職場の方が年収も高かった」
「この事業はいけてない、もっと良い事業がある企業に転職する」
とあっという間にくら替えしてしまうものです。
やはり、大企業を退職する時には、
納得のいく年収を追い求める、成長意欲もある、大企業のステータスにこだわらない人が良いでしょう。(今の時代はこのような人でないと数年後に役に立たず何もできない社員になってしまいます)
コラム〜心の寿命と身体の寿命〜

少しコラムです。
「心の寿命と身体の寿命はそれぞれ別次元」という話があります。
私が大企業に勤務していた時に感じていたことですが、
大企業の30代後半から、年配社員である50代の社員たちをみていると、
身体こそ寿命を迎えていませんが、
「心」は死んでいました。
これはどういうことかというと、
若い時には夢もあり、仕事にパッションがあった社員も、
年を追うごとに大企業の「分業体制」により専門性がついていないことに気づかず、
他の会社に転職をすることも叶わず、
会社の人事・所属部署が指定する希望しない仕事だけをこなしていくうちに、
仕事にやりがいがなくなり、つまらない毎日を送っている、
そのような人たちを「心が死んでしまっている」人たちと揶揄している言葉です。
そのような社員が、今後増えないことを願って、本サイトを読んだ読者も救っていければ、という思いで運営しています。

実際に大企業を辞めた人のキャリアは?
では、実際に上記で述べた、
納得のいく年収を求め、
成長意欲も高く、
大企業のステータスにこだわらない人、
このような人たちはどのようなキャリアを歩んでいるのでしょうか。
例えば総合商社を退職した人の話を例に出すと、
外資系コンサル、
外資系メーカー、
ベンチャー企業、
スタートアップ、
起業、
などなど、様々なキャリアに進んだ人たちがいました。
外資コンサルに転職した人はその後に事業会社で部長ポジションに飛び級のようなキャリアとなった人や、
スタートアップのCFOになる、
起業するなど、
大企業では得られなかった「プロフェッショナリズム(仕事への姿勢、課題解決力など)が身につき、
今後事業を拡大したい会社に引き抜かれたり、
自分でVCなどから資金を調達して起業をしたりとかなりキャリアを広げていきます。
直接スタートアップに転職して努力して、活躍して重要ポジションに登りつめた人や、
外資メーカーでマーケターとして活躍している人も多くいます。
商社に限らず、某有名自動車メーカー出身者も、
ベンチャー企業に転職し、専門性を高め、副業も平行で進め、
大企業で受動的に給料をもらうキャリアではなく、
「自分で稼ぐ」スキルを身につけ、本当の意味での安定した生活を送っています。
やはり、チャレンジし、目標を持って毎日努力している人たちの生活は充実しており、
顔も自信に満ち溢れている印象が非常に強いです。

まとめ
ここまで大企業を退職してはダメな人の特徴と、
大企業を退職した人たちはどのようなキャリアを歩んでいるのかなどを紹介してきました。
あなた自身も、大企業から転職を考えているのであれば、
まずは転職求人サイトに登録し、転職エージェントと相談をし、
今後の「人生の」指針を固めていくことから始めて、
動き始めることをオススメします。
転職エージェントに相談すること自体は無料ですし、自分の市場価値を知ることは、転職を決意しなくても十分に有益なので、
迷う暇があったら転職市場、自分の価値を早期に理解しておきましょう。
現在の仕事のモチベーションも高まる効用もありますので。
さて、現状を踏まえて、転職活動を考えている人は、活用する求人サイトとして、ビズリーチが優れているのは間違いありません。
他の求人サイトはどうしてもビズリーチが合わない場合に使いましょう。求人の質が違いすぎます。
ビズリーチは、とりあえず登録さえ済ませておけば、バンバン優良な企業の転職面談のオファーが届きます。
幾多あるスカウトの中で、気になるものがあれば、そのスカウトを送付してきた転職エージェントさんと面談。
エージェントさんに一次面接を免除してもらうなりして、スムーズに転職活動を進めていきましょう。
転職までは考えていない、という方も、ビズリーチから送られてくる求人をみるだけでも楽しいですよ。
まだ転職したことのない人は、「こんな世界があるんだ」「あの企業、こんなに高い年収で出してるんだ」など気づきがあるはずです。
細かい登録方法は以下の記事を見ながらやればすぐに終わります。

👉👉👉👉大企業出身者におすすめ、ハイクラス求人で評判のビズリーチでの転職方法について徹底解説。
日系大企業に認められて入社してきた人たちは、新しい世界に飛び込んできた、結果を出してきたからこそ、今の待遇にあるとおも、います。
しかし、人生、現状に甘んじていては何も変わらず、どこかで不満が出てくるものです。
本当は人生はチャレンジを継続すべきなのです。
また、年功序列が崩壊する今、特にアラサーの社員は、そもそも自分の転職市場価値が年齢を追うごとに減少している問題に目を向けるべきなのかもしれません。
若手時代に抑えられていた給料をのちの年齢が高くなった時に恩恵を授かるモデルが崩れていますので。
この思考、どこに行っても重要です。
↓↓↓
行動できない人の思考として「賢いと思われたい」というのがあり、バカな行動をしてバカにされるのが怖いというのがあるかもなんですが、賢い人の間で人気があるのが「バカで行動する人」なので、そのポジションはめちゃくちゃおいしいんですよね…。
— けんすう👀🚀 (@kensuu) 2018年10月4日
以上、大企業を退職・辞めてはダメな人の特徴・失敗しない転職とその後のキャリア…でした!