「もっと年収をあげたい」
「もっと給料を増やして生活水準を高くしたい」
このように考えて、転職活動に励んでいる人、多いですよね。
たしかに、スキルが身についていて、給料の高い業界に転職をすれば、年収は基本的には転職をするたびに上がっていくでしょう。
しかし、「とにかく転職をすれば年収が上がる」と思い込んでいる人がとても多いです。
今回の記事では、どのような人が転職で確実に年収をあげていっているのか、そのマインドセットと共に解説をしていきたいと思います。
転職で年収が上がっていく人は、3歩先のキャリアを考えている
転職に成功する人の特徴として、常に「3歩」先を見ている人が多く見受けられます。
例えば、転職活動をするにあたり、「A社に受かりたい!」だけではなく、
「A社に転職してスキルを磨いて〜年後にB社に転職、その後に〜領域のプロを目指す」などなどです。
とにかく「先」を見通して、山を登っているイメージです。
1回目の転職は通過点でしかないのです。
例えば、私の友人には、総合商社から外資コンサル(戦略)に転職し、その後に事業会社で役員ポジションで転職を目指し、最終的には経営者として一流を目指すというビジョンです。
目先の結果に拘らず、そこまで細かくは策定する必要はないので、ざっくりとビジョンを作った上で、転職活動に取り組んでいきましょう。
計画も具体的で、それはスタンプラリーをまわっているイメージ
ざっくりとビジョンを作った上で、まずは転職活動をする前に転職先の企業で「どのように」スキルを高めていくか、
年収をあげていくかを具体的に設定します。
KPIを設定するというところかと思います。
色々とあると思いますが転職先では、
- キーパーソン(上司、優秀な同僚)と親密になる
- 結果を出しやすい仕事を獲得する
- スキル向上(うまく数値化、営業であれば100人アポを半年以内など)
など、うまく数値化して目標を立て、どんどんクリアしていくイメージです。
どこまでクリアしたら次の転職活動を始めるかも設定すべきかと思います。
基本的に、転職して最初の1ヶ月くらいで職場にも慣れ始め、
目標はさらに具体化し、または新しい目標もできるかと思います。
目標を設定し、どのように行動するかを決めればあとはとにかく走るだけです。
企業でスキルを身につけ、出世し年収をあげていく人は、とにかく一つ一つの行動に迷いがありません。
結果として大きな成果を出していくのです。
情報収集に貪欲
転職活動がうまくいく人、収入が上がる人はとにかく情報収集に貪欲です。
「人生はとにかく行動力」という言葉をよく聞きますが、行動力とは「情報を持っている」からこそ加速するものなのです。
東京大学に合格するために東大生が勉強したのも、東京大学に入ることが非常にコスパよく高いリターンを生涯得られるからであり、
意外とそれを認識していない人の方が世の中には多いので、東大をそもそも目指さないという人も多いですよね。
東大に入るリターンを知らないからこそ、真剣に受験勉強に打ち込めないのです。
転職活動でも、〜社は実は高い年収をオファーする、〜社は入社後に結果を出せば年収が上がりやすい、〜社は年収こそ下がるがしっかりスキルがつけられ、その後の転職活動で大きなアドバンテージになる、などなど、
知っているからこそできる決断もありますし、モチベーションにもなるのです。
そのモチベーションはつまり、行動力に繋がります。
転職で年収をあげていく人は、情報収集に貪欲で、その情報が行動力を加速させているのです。
まとめ
今回は転職して給料をしっかりあげていく人はどのようなマインドセットで、どのようにして計画を立てて行動をしていっているのかについて紹介してきました。
転職を考えている人は、まずは転職エージェントからとことん情報収集をした上で、
転職先でのKPIを設定し、ガムシャラにスタンプラリーをしていき、
成果を出して年収を高めていきましょう。
以上、「転職して収入を増やす」は実は簡単。転職して給料が上がる人は何をしているのか?…でした。