本当のことしか言わない転職・キャリア論

職場に不満で転職を考えているあなたへ・そもそも今の職場でバリューを発揮できているか?

職場に不満で転職を考えているあなたへ・そもそも今の職場でバリューを発揮できているか?

 

転職が当たり前になった昨今では、

「早く大企業から脱出しなければ」

「ベンチャー企業で鍛えなければ」

「とにかく手に職を!」

と考える人が多くなったように思います。

しかし「とにかく転職をしよう」という思考は危険です。

今の職場で特に評価されていないと感じる人は、新しい職場で急に評価されることも難しいのが現実です。

転職エージェントなどに会って情報収集をするのは、思考関係なくそれは必須となりますが、

闇雲に転職をしてしまうのはおすすめしません。それは仕事の本質を理解していないからです。

今回はその点について少し解説をしていきたいと思います。

大企業でスキルがつかない職場、早く転職しなければ!は正解?

思考としてはこれは正解です。

しかし、あなたはその職場で「使える人間」として認識されていますでしょうか?

職場での仕事というのは必ず攻略法があります。

攻略とは、職場で「優秀な人材」として認められることです。

それには以下の3点が最も重要です。

「上司に気に入られる」

「社内調整も普通の人より3倍早く完了させることができる」

「わかりやすくアクションが明確なメールが打てる」

などなど、これは鍛え上げることが可能なものであり、生涯役に立つ技能です。

大企業勤務は長くなれば長くなるほどスキルがつかないというデメリットはありますが、

社会人、仕事人としての「基本的な動作」をクビにされることなくしっかりと身につけさせてくれる環境でもあるのです。

入社して最初の1年〜2年ほどで、この基本動作をきっちり身につけるようにしましょう。

面白いことに、これを意識して、正確に、丁寧にできる人は世間にはほんの一握りしかいません。

上記3点をクリアすることができて、初めて転職を考えても良い時期になるかと思います。

さて、適当に3点挙げられてもなぁ・・・と思われてしまうかもしれませんので、

その重要性と身につけ方を紹介していきます。

上司に気に入られる方法

上司に気に入られる

これはおべっかを使って上司に取り入れ、という訳ではありません。

上司に「一緒に仕事がしやすい」と思われる人材を目指せということです。

上司があなたと一緒に仕事がしやすい、と思ったら、面白そうな案件を任せてくれたり、

積極的に客先との面談などに呼んでくれたりと、あなたの経験値が飛躍する環境に様変わりします。

加えて、上司が考えている思考法を自分にインストールしやすくなります。

仕事は結局「慣れ」と「知識」であり、その2つを高速に、効率的に吸収することができるのです。

もちろん優秀ではない上司と仕事をすることにもなるのが大企業の弱点ではありますが、

優秀ではない上司よりも部下の方が理解していたり仕事が早い場合、社内他部署や取引先があなたを信頼してくれ、ある意味では上司の高度さを求められる仕事もあなたが担当することになります。

若いうちはこれを徹底的にやることが、転職活動をあとで行うにしてもメリットに動くのです。

さて、上司い気に入られる重要性を上記では述べましたが、

どうすれば上司に気に入られるのか?です。

これは上司も人間ですから、千差万別ですが、

一番は「上司が気にするポイント」を理解することです。

ある案件を進めていて、上司はその案件のゴールをどこに設定しているのかを理解しましょう。

最終的にいくらの売り上げをあげたいのか、それとも営業利益なのか?

子会社化して社長に就任したいのか?

それとも上司の上司に気に入られたいのか?

色々とあると思います。

しかし、ゴールが共有できていれば、自然と上司との仕事は捗るようになります。

人間的にアウトな上司もいるかもしれませんが、その時は気に入られる相手を上司ではなく、近い先輩社員にすることもアリです。

人間性の部分は答えがありませんので、これは難しい問題ですが、

上司に気に入られる人材をまずは目指してチャレンジしてみましょう。

社内調整も普通の人より3倍早く完了させることができる

社内調整の仕事はストレスが溜まりますよね。

効率化して瞬時に終わらせたいものです。

特に大企業では部署間の社内調整が必須なので、社内調整がうまくできる人間は優秀となります。

商売を作る能力でも、営業力でもなくこれが優秀かよ、と思ってしまいますが、

私自身はこれも一理あるかと思います。

「社内調整」は実はそれなりにスキルです。

私自身も会社を経営していますが、この調整が得意な人が欲しい、と思うことがあります。

なぜなら社内調整がうまい人というのは、社内で他部署の社員とも知り合いが多く、コミュニュケーション能力に秀でているので、

無駄な軋轢を生まず、プロジェクトを進行してくれるからです。

これは転職活動でも希望先企業にはポジティブに映ります。

社内のネットワーク化、リソースの徹底活用は非常に重要だからです。

わかりやすくアクションが明確なメールが打てる

メールだけではなく、話もわかりやすく明確にできる方が良いですが、

なんだかんだで最も重要なのは「メール」でのやり取りです。

いますよね、長文をだらだら書いて結局何がしたかったのかわからないメールを送ってくる人が。

これは会社にとっては悪です。

会社でのメールは複数の人に送るのが通常かと思いますが、1通5分で読むメールを10人の人に送ると、会社の50分の時間を損失させていることになります。

メールは、

誰宛なのか、

いつまでに何をして欲しいのか、

その理由は、

注意点は、

を明確にすることが最低限です。

これが、私が総合商社時代から考えても8割の人ができていません。

こんな簡単なことが、人はなかなかできないのです。

そして、大量の時間を浪費しているのです。

それで回っている大企業は偉大だな、と感じますが、

簡単に毎回意識してメールを打っていればメールを打つ力は向上していきます。

まずは上記を箇条書きにして、机に置いて、メールを送るたびに漏れがないかを見て送るようにすると良いでしょう。

これができるだけで、メールを受け取った相手から、あなたは優秀だと感じてもらえるはずですよ。

1通のメールでアクションをとってもらうこと、

これはとても大事なことで、おざなりにされているものです。

「モッタイナイ」です。

他にも文章力、まとめ能力をつけるのに有効なのが議事録作成です。

議事録は、積極的に書いていきましょう。自分の理解も深まります。

まとめ

私は普段から大企業に居座り続けるのは今後リスクでしかない、と話をしていますが、

第二新卒くらいの年齢であれば、まずは今後転職先でも生き残っていく上で基盤となる上記のスキルをしっかり身につけることをオススメします。

上記のスキルを意識すれば、クビにならずに身につけることができるのが新卒で大企業に入社するメリットになると思います。

以上、職場に不満で転職を考えているあなたへ・そもそも今の職場でバリューを発揮できているか?…でした!

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