先日、たまたまメンタリストDaiGoさんの動画を見る機会がありました。
「仕事に情熱がありまくりな人に起こる悲劇」となかなか目をひくタイトルですよね。
さて、この動画の中で共感した話がありました。
最も仕事のスキルが上がりやすくて安定して仕事をコツコツ続けてスキルも伸びた人は「実践思考」だけだった。
仕事仕事と割り切っており効率を追って自分の向き不向きをドライに考えた人が、一番安定して職場でスキルが伸び続けたんですね。
下手に情熱をもってガンガン取り組むよりも、現実的なタイプの方が最終的には上達も早いし仕事を途中でほっぽりだすこともなかったんですね、面白いですよね。
私自身も、転職活動を考えた時は情熱を全面に出してベンチャー企業に就職することも考えていました。
しかし、客観的に自分をみて、確実、コツコツとスキルを伸ばして転職市場で活かせるスキル、または独立することができるように、転職先を選ぶようにマインドを変えました。
そんな経験から、色々と刺さった動画になりました。
今回は、転職においてもこの思考は大切であることを少し、話をしていければと思います。
あなたは着実にスキルを高めているか?
ひと昔前までは、大企業に入社すれば、あとは年功序列で定年するまで働くというのが通常でしたが、すでに時代が変わってしまいました。
現代はスキルがない人は将来的には多大なリスクを背負い、特徴のない社員として、会社にしがみつく人生を送るようになってしまいます。
→ 大企業勤務は幸せなのか?福利厚生のメリットはあるが精神的には辛い実態。いつでもやめられるスキルを持つことで本当の幸せになろう
そこには、「この会社をやめたら、今以上の条件で再就職できることはまずない」と思う人はどんなに大変な状況でも、どんなにくだらない仕事でも簡単には辞められません。
セクハラやパワハラを受けていても、「それでもここより条件のいい職場じゃありえない」と思えば我慢するしかない。
反対に、いくらでも活躍できる場所のある人なら、「こんなアホみたいな環境で働くのはまっぴらごめん」とソッコーで言えちゃう。
スキルがないのであれば、スキルをつければ良いです。
大企業勤務であればスキルはほぼないものと考えて良いです。大企業ではスキルがつかない理由は以下の記事で詳しく論じています。
→ 大企業を辞めるのはもったいない?退職・転職してスキル開発で失敗しないキャリアを歩もう
すでに32、33歳を過ぎてしまった人は、もう逃げ切るしかないかもしれませんが、をれ以下は反対にギリギリ間に合います。
なぜなら年収を少し下がりつつも、転職をしてまだまだスキル向上できる職場が存在するからです。
実践思考になろう。ドライに自分を高めていく
「スキル」を身につけるには時間がかかるものです。コツコツと積み上げていきましょう。
メンタリストDaiGoの話を思い出してみましょう。
最も仕事のスキルが上がりやすくて安定して仕事をコツコツ続けてスキルも伸びた人は「実践思考」だけだった。
仕事仕事と割り切っており効率を追って自分の向き不向きをドライに考えた人が、一番安定して職場でスキルが伸び続けたんですね。
下手に情熱をもってガンガン取り組むよりも、現実的なタイプの方が最終的には上達も早いし仕事を途中でほっぽりだすこともなかったんですね、面白いですよね。
結局は、仕事のスキルを高めるのはコツコツと実践を積み重ねる人材です。
昨今では「社会のために!」「人に貢献したい!」と情熱を掲げてスタートアップ企業を作る人が増えていますが、
本当に成し遂げたいことであれば、その会社に転職をすることもありかもしれません。
大企業で働くよりも、まだスキルはつきますし、ベンチャー企業関連のコネクションも手に入るかもしれません(ノースキルでは難しいですが)。
しかし、情熱をもっている人はそのぶん理想も高い傾向がありますので、仕事をしているうちに理想と現実との間に苦しみ、結局は楽な大企業に戻りたい、と出戻りを目指すことになります。
それよりも、やはり、コツコツと確実にスキルが得られる職種に転職できるようにしましょう。
まずは、現在の自分の転職市場価値を複数の転職エージェントに会い、教えてもらった上でどのようなスキルがあなたには適性があるのかも合わせて相談してみましょう。
強調しますが、自身の転職市場価値を把握するのは転職を考えていなくてもマストです。早急にやりましょう、手遅れになる前に。

真面目で、お人柄も良く
社内では評価されてきたがこれまで培ってきた
経験やスキルの汎用性が低く転職活動してみると
書類選考が通らなかったり
年収が大きく下がってしまう。そういった方が
実際、多くいらっしゃり自身の客観的な市場価値を
把握しておくというのは
本当に大事です。— 梅田翔五@140字のキャリア論 (@job_and_life) 2019年2月19日
35歳が転職限界と言われてますけどご注意ください。
資格やスキルを持ってない人はもっと低いと思います。— 真のメシア (@akichanyes) 2019年2月19日
【すべての物事は相場で決まる】
あなたの年収も実は相場で決まっていますどれだけ
・成果をあげようと
・売上を増やそうと
・利益を出そうと年収にはあまり反映されません。
だから今の会社に不満があれば、自分の市場価値を確かめましょう!
転職活動してみるとあなたの相場がわかりますよ
— ねく🐹資産4,359万円運用中🇦🇺 (@nekutaru) 2019年2月20日
僕が年収1300万になるまでやったこと💡
①仕事に必要な知識をつける
②仕事に没頭する期間を決める
③仕事に没頭し経験値をためる
④社内の人脈を広げる
⑤会社の評価プロセスを理解する
⑥会社の年収の現実的なピークを知る
⑦外の会社を知る
⑧自分の市場価値を知る
⑨条件未満でも転職チャレンジ— おむすび🍙年収1300万円のプロサラリーマン🙌 (@ikesubi) 2019年2月16日
まとめ
今回は、転職活動というよりも、スキルというのは時間がかかるもので、あとで後悔しないようにしっかり磨き上げていきましょう、職人になる気概でいきましょう、という話をしました。
まだまだ30代前半の人は間に合いますので、早期に「逃げ切り」を考えるのではなく、果敢に自分の人生にチャレンジしていくのが良いのではないでしょうか。
以上、現代で最強なのは淡々と自分の「転職市場価値」(専門性・スキル醸成)を高めることができる人材…の話題でした!