将来に不安を覚えて、または収入をあげる自信がある!と転職活動を始めた人は、
転職活動を進めていくうちに、オファーを貰いますよね。
しかし、人間とは困ったもので、
いざ何かを決断しようと考えた時に、迷いが生じてしまうものです。
「今の職場を本当に離れていいんだろうか?」
「新しい職場で実力が発揮できなかったらどうしよう」
「そもそも新しい職場の年収だけ見てたけど文化はどうなってるんだろう?」
様々なことが頭をよぎっていきますね。
今回はそんな人に向けて記事を執筆していきたいと思います。
まずざっと転職するかどうかの見直しをしよう。優先事項の確認
転職することを決めて、転職活動をし、オファーを貰った上で、改めて自分の人生での優先事項と転職をした場合、しなかった場合の比較をしましょう。
なぜなら転職活動を始めた頃より、他の企業や転職エージェントと会うなどしていたあなたの価値観は大きく変わっているはずだからです。それが短期間であっても。
そこで、見直す基準としては、
- 人生における優先順位を明確にする。(福利厚生を含む年収、やりがい、組織、etc)
- 現職と転職先のポジティブな面を把握
- 現職と転職先のネガティブな面を把握
がメインとなります。
これらの基準を可視化することにより、なぜ転職活動をしたのか?
今転職をするべきなのか?
などなどと納得するまで悩んでみましょう。
時間がかかってしまうのは仕方ありませんし、転職エージェントから急かされる可能性もありますが、
人生における進路はそんなに簡単に納得できるものではないので、
時間をとって、考えてみましょう。
内定・オファーを貰ったら現場社員と話をする機会を貰おう
さて、転職のオファーを貰って、現在在籍している職場に転職をする旨伝える必要がありますよね。
そこで転職に本格的に悩む場合がほとんどだと思います。
決断が必要になってくるのですが、なんだかんだで人が人生の転機で決断をするきっかけは「人」なのです。
「人」と話をして踏ん切りをつけるものです。
例えば、大企業社員がまだまだ創業したばかりのベンチャー企業に転職をすることがあると思います。
これは年収度外視、将来の事業の可能性も考えると思いますが、最後は何と言っても経営者という「人」で決断をするのです。
転職の場合も同様です。
現場社員(配属先の)とランチでもなんでも良いので会って話をしましょう。
そこで「なんか違うな」と思えばそこまでですし、これはあくまで直感に頼るところです。
会食の機会を貰えないか、人事社員に相談して見ましょう。
100%機会を設けてくれます。
配属先の現場社員と会話をするのは、転職をしたあとでもスムーズに組織にも溶け込みやすくなりますので、
メリットがたくさんありますね。
転職先が想像と違っても大丈夫、適応していこう
現場社員とランチをして、「良さそうだな」と思い転職をしたとしましょう。
しかし、転職ご3ヶ月くらい経って、
「やっぱり想像となんか違う」
「思ったより結果が出せない」
「同僚と仲良くなれない」
こんな事態が待ち受けている場合も全然あります。
人間社会ですから、このような不一致は起こるものです。
しかし、そこですぐに転職を考えるのではなく、
一度その環境で自分がどこまでいけるか、
どこまでやりきることができるのかのチャレンジをするようにしましょう。
(パワハラ上司に当たってしまったというようなものは論外です。転職しましょう)
人間は慣れた環境であればあるほど仕事は楽になりますが、慣れた環境で成長をし続けることはできません。
慣れない環境で、いかに早期に慣れ、組織の中で役割を全うし、結果を出していくのか、
この点にフォーカスしていきましょう。
転職活動の失敗とは、転職した先での組織の選定のミスなどではなく、
「自分の人材市場価値」を高められなかったことを指します。
むしろ、想像と違った環境でチャレンジし結果を残すことで、その転職は「正解」となるのです。
何事もそうですが、自分の決断はすぐに「正解」か「失敗」かが決まるものではなく、
「自分で」正解にしていくものなのです。
「正解」にできるよう、精進していきましょう。
キャリアを上げていくにも、「本気」でやることが重要で、
本気でやった時の失敗には価値があるものです。
悩んだ末に決めた転職でその先で本気で働いている人の人材市場価値は間違いなく上がるものです。

引用:宇宙兄弟
まとめ
今回は転職先の内定を貰った後の転職を決断するには何をすれば良いのかをアドバイスしてきました。
転職活動は行なっているだけで自分の市場価値がわかり、非常に有益です。
とにかく、複数の転職エージェントとまずは話をしてみるのが良いかと思います。
ちなみに、転職エージェントの中でも自分の利益を最優先とする人もいますので、
複数人会ってスクリーニングをかけることをオススメします。
以上、転職活動で内定が出た後に迷う、決断できない人はどう動けばいい?…でした!