現在勤めている会社では、
「年収が低い」
「スキルアップできない」
などなど、
2,3年も勤めると、このような悩みが出てくるのは必然かと思います。
でも転職活動をする上で、
まだ何も始めてない人は不安でいっぱいなのではないですか?
そのような場合はまず、
転職の成功例、失敗例の情報を集めるのが非常に大切です。
今回は、転職活動の第一歩として、
様々な業種に転職した方の声を私が相談を受けたベースで、
事例を紹介していきたいと思います。
Contents
まずは転職面接までのプロセスで成功・失敗した例
転職をするにはまずは面接を受けなければなりません。
転職面接については以下の記事でも紹介していますが、
この記事でも少し話をしたいと思います。
→ 企業からオファーを貰える確率がグンと上がる転職面接のコツ
→ 転職活動・暗黙のルール?転職時の注意点と良いエージェントの探し方
まず転職に失敗する人は、
転職エージェント複数に相談するのではなく、
一人の転職エージェントに依存し、
希望していなかった企業からオファーをもらい、
そのまま転職し、理想と現実のギャップに苦しむパターンです。
基本的には、転職エージェントは複数相談しなければなりません。
なぜなら、転職エージェントも人間ですので、
その人の価値観が必ずしもあなたの転職意向に沿える提案をできるとは限らないのです。
転職エージェントは必ず複数人と話をして、できるだけ希望に沿った、
条件の良い求人を提示してくれる人を探すようにしましょう。
複数人に会うのは少し手間ですが、ここが大きな転職成功への鍵となります。
転職面接に関しては、これは「準備不足」で失敗してしまう人が多々います。
社会人になってからは「準備不足」は言い訳にはなりません。
オファーをもらいたい会社のことは隅々まで調べ上げ、
面接は複数企業受けてみて練習を着実にこなした上で、
本命の企業を受けるようにしましょう。
目安としては本命を受ける前に最低5社ほどは、
オファーをもらえる角度を高めるには必要かと思います。
ちなみに、転職面接で必ず深掘りしておかなければならない質問は以下の通りです。
私の後輩にも、準備不足のまま面接に向かった人がいましたが、
自己紹介すらままならず、本命企業の面接に落ちてしまい、転職ルールである1年間は同じ企業を受けられないということで、
1年を無駄にしてしまった人がいます。
以下は必ず用意すべき質問集です。
〈必ず質問に対する答えを用意する必要のあるもの〉
↓↓↓
1)職務経歴を主体とした自己紹介
2)転職理由、価値観、欲求:
3)志望理由、やってみたいこと、キャリアプラン:
4)人間性:
5)仕事のパフォーマンス、価値観:
6)候補者から面接官への質問:
一つ一つ、入念に回答を事前に考えておきましょう。
転職エージェントの人複数に、用意した回答で間違いないか、
確認を取るようにしましょうね。
ちなみに6)候補者から面接官への質問、では、
「今回の面接で私についてどのような印象を受けましたか?」
と聞くのがコツです。
次回の転職でも活かせますし、改善点が見えてきます。
ここまでだけで、かなりの行動力を求められますが、
これくらいの行動力がないのであればそもそも転職など考えず、
今在籍している企業で普通に仕事をしていた方が良いでしょう。
危機感、希望がなければ転職してからも特にあなたの心境も変わりませんし、
なんとなく転職した、というだけになってしまいます。
転職の成功例・失敗例(商社→外資コンサルの例など)
転職した後の成功例と失敗例をみていきましょう。
転職の成功と失敗はその「個人」の価値観に左右されるものではあるのですが、
ここは転職後に成功した、失敗したと言っている人の声をそのまま載せます。
まず、転職で成功したという人ですが、
これはシンプルに、
年収が上がった、
スキルが上がった、
などの他に、
転職先の企業が個人の「成果報酬」に重点を置く企業で、
忙しくはなったがモチベーションも上がり、給料も高くなり、スキルも上がったという場合が多いです。
または、同じ業界・業態で忙しさも変わらないけど、
より給料の高い企業に転職できた、などの声を聞きます。
このパターンは主にベンチャー企業から専門性を生かしてより大きな規模の企業に転職した、
成果報酬型営業力で勝負する仕事についた、
などが転職成功例は多いイメージです。
私がいた商社から外資コンサルに転職した場合の成功例では、
商社に勤めていたら、将来的に転職によるキャリアチェンジが難しいと考えていたけど、
コンサルにて総合的にリサーチ、課題解決のサイクルを高速に回す業務をしていた実績から、
また、業界の信頼感から、将来的に転職できる幅が広がった。
などが多いです。
反対に失敗例は、
年収が上がると思って転職をしたのに、実際は昇給ペースが遅く、
結果的に前職で数年我慢して昇給を待てばよかった、
スキルが上がると思ってベンチャー企業に転職をしたものの、
雑務ばかりで、特にスキルも上がらず、年収も下がってしまったというものや、
ベンチャーで鍛えたい、と思い入社するも、すでにそのベンチャーの規模が大きくなってしまっており、
大企業と動きが変わらず、ただ単に年収を下げてしまっただけだった、などのパターンです。
転職先の情報は、できるだけその企業で働いている友人や知り合いとしっかり自分の理想と離れていないかを事前に確認することをおすすめします。
転職エージェントもこの代替になりえますので、積極的に頼っていきましょう。
転職に失敗して元の企業に出戻りをした例
転職失敗して元いた企業に出戻りをしたパターンには、
大企業→転職→元いた企業
ベンチャーなど小規模企業→大企業→元いた企業
というものを代表例として成功例と失敗例を紹介します。
大企業から転職をして、結局また大企業に戻った例は、
上記でも述べましたが、やはり年収アップを狙って転職したものの、
実質はアップしていなかった、または激務になりすぎ、
本来は年収はそこまで重要であるという価値観だったが、
ワークライフバランスを求めて結局大企業に戻った、というパターンはたまに見かけます。
しかし、これは失敗例ではなく、
大企業で不満を抱えていたものの、転職活動、他の企業で働いてみた結果、
自分は大企業向けであることが認識できているので、
「ある意味では」成功ではないかと思います。
ベンチャー企業などから大企業に転職して、その後出戻りをするパターンはいつも同じです。
収入こそ安定しますが、これからは大企業も何が起きるかわからない、
倒産の可能性すらあり、スキルが伸びていかないことによる恐怖で、
結局元の企業に出戻りをする、もしくは独立してしまうパターンですね。
これらの活動は一見失敗したように見えますが、
やはり転職活動、他企業で働いたという「外の世界」をみたことで、
より自分のことを客観的に見ることができていますので、
終わってみればこれは転職成功です。
しかし、大企業→ベンチャー転職→大企業という流れで、
「より安定している大企業がやはり良い」
と考えている人には私は一応警鐘を鳴らしていますので、
以下の記事を参考にしてみてくださいね。
このパターンでの出戻りに関しては、上記では「ある意味」成功と言っていますが、
実際は完全な転職失敗かと思います。
→ 大企業を辞めるのはもったいない?退職・転職してスキル開発で失敗しないキャリアを歩もう
転職で失敗して無職になった例
実は、転職に失敗して無職になったケースというのはほぼ聞いたことがありません。
これは私の周りが大企業出身者であることが理由となりますが、
大企業出身者であれば、よっぽどのことがなければ働き口がないということはまず有り得ません。
これは私が起業してから気づいたのですが、
大企業の社員の最大の強みが、
「当たり前のことを当たり前にできる」
ことだと思っています。
世の中、当たり前のことを当たり前にできる人というのは意外と少ないのです。
反対に、このように当たり前のことを当たり前にできる人が、
モチベーションを持って無職、というより起業家になると、
成功確率は大きく上がると思います。
フリーランスなどで活躍している人は基本的に「当たり前のことを当たり前にできる」ということだけで信頼が積み重なり、
仕事を次々と受注していきます。
私の友人には、具体的なプランはないければ、
起業を漠然としたいと考え、無職になり、1からスキルを積み上げ、
大企業時代の数倍も年収を稼ぐようになったという話も有ります。
転職で失敗したらどうする?
転職で失敗をしたらどうするか、というと転職活動をまた再開すれば良いだけです。
世の中には星の数ほど企業があります。
そもそもですが、転職活動をする時点で私の中では8割が成功です。
- 客観的に自分の転職市場価値を評価し自分を知る
- キャリアの目標、ベンチマークを設定できる
- 転職エージェント、企業人事と仲良くなるなど新たなコネクションができる
などなどメリットばかりです。
まずは転職求人サイトに登録して、転職エージェント会話をしてみることから、
転職活動は始まります。
大企業勤務者で転職を考えている人はまずはビズリーチが得意としている領域ですので、
無料登録して転職エージェントからの連絡を待ち、
ざっくばらんに悩みを打ち明けてみると良いでしょう。
ビズリーチの具体的な登録方法、捗る利用方法は以下の記事にまとめていますので、
登録前に目を通してみてくださいね。
👉 ハイクラス求人で評判のビズリーチでの転職方法について徹底解説
また、ビズリーチの他にもおすすめの求人サイトは以下のランキングにもまとめています。
👉 【2018年決定版】おすすめの人気転職・求人サイトランキング
行動が遅い人は、いつのまにか周りからも出遅れ、
数年後には大きな差がついてしまうので、思い立った時に動いてしまいましょう。
そもそも転職サイト登録に面倒な手続きなどなく、サクッと終わらせて連絡を待っていれば良いだけなので、
それすらしない人はまだまだ自分のキャリアと向き合えていないと言えるかもしれません。
まとめ
この記事では転職活動の成功例、失敗例を紹介してきました。
基本的には、転職活動は実行するだけで自分の市場価値を把握でき、
コネクションも生まれますので、
始めるのであれば早ければ早いほど良いです。
まずは、動いてみましょう。
動かないからこそ、悩みが次々と出てくるのです。
以上、転職の「成功」と「失敗」事例?後悔しない転職活動をするための心構え…でした!