こんにちは、高岡です。
突然ですが、あなたは大企業で働いていて、いつの間にか上司の指示だけを待っている人間になっていませんか?
自覚があるなら少しまずいです。
これは僕がスタートアップで働いていて、能動的に何か仕事をして結果を出さなければならない状況にいて、過去を振り返ってみると前職の大企業には指示待ち人間っていっぱいいたなと思い出したから今回このポイントについて記事を書くに至りました。
きっかけはこのエントリーです。
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時代は変わり、今は転職するのが普通の時代になりました。
指示待ち人間であっても、大企業に定年まで勤めるのであれば問題ないでしょう。
でも、もしあなたの会社が潰れて他の会社に転職を余儀なくされたら?
まさかのリストラになってしまい職探しをしなければならなくなったら?
体を壊してしまって、退職するしかなく、復帰後に転職をしなければならなくなったら?
想像するだけでも怖いですよね。
上記の記事の内容の主なポイントは以下の通りでした。
大企業キャリアの人は、多くの場合、年収と比較して割高だ。ビジネスコンディションや役割分担が整理されてない中でボールを投げても意外と何もできないし、かと言って具体的な専門性もあるわけではない。
僕の今働いている企業にも大企業出身者がどんどん面接を受けに来るようになりました。
でも、上記のような、ボールを投げても解決できない人を採用するのはリスクなので、オファー見送りがあとを絶ちません。
では、どのように大企業で働いていても指示待ち人間にならないようにするのか?
今回はその点にフォーカスして記事を書いていきます。
1.能動的に動けとは?
あなたが大企業で働いているなら、ルーティンワークと言われる仕事がありますよね?
一日の半分はその業務に従事する人が多いのではないでしょうか。
では残りの半分は?
上司からタスクを振られ、仕事をこなしてるんではないですか?
こうすると一日はあっという間に時間は過ぎていってしまいますよね。
でもこの1日を積み重ねていった結果、あなたは指示待ち人間になってしまいます。
この状況を早いところ打開していきましょう。
でなければいざ転職しなければならない時に、市場があなたを評価してくれません。
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でも、よく考えてみてください。
能動的に動けというのは、何も新しいビジネスを作れとかそういった難しいものを指すだけではありません。
あなたはあなたがいる部署に何か問題点を抱えると感じたことがありませんか?
もっとこの商品の知識を知っている人が増えればチームとして連携がスムーズになるのに、もっと営業にいく人員を2人で1つのクライアントじゃなくて、1人で1つのクライアントに会いに行けば2倍、部署の営業成績が伸びるのに、などなどです。
その気づきこそ、あなたが一番熱を持って能動的に問題を解決できる人間ですし、解決した実績があればそれは転職市場でも価値があります。
2.大企業はなぜ指示待ち人間を量産するのか?
大企業で働いていた僕も感じますが、大企業は本当に良いところです。
仕事ができなくてもクビにはなりませんし、手を抜いて損失を出しても大きな責任は問われません。
給料も安定して入りますし、社会的にもステータスは高いです。
でも、よく考えてみるとこんな環境で能動的に動こうと思っても、問題を解決しても給料は大きく変わったりしませんよね?
新しいビジネスを作って大きく儲ければ、それは評価されて少しは給料も上がると思います。
でも、微増ですよね。
3.大企業では市場価値を上げやすい側面もある
さて、どうしてもぬるくなってしまいがちな大企業の職場環境ですが、反対に能動的に動けば一気に成果が出せる環境でもあります。
僕は小さい会社にいるので、周りの社員が基本的に能動的にガンガン動くので、大きな成果を上げない限り全く目立ちませんし、これは職場の抱える問題だな、と思ったことを実行に移そうとするともう誰かが取り組んでいたりします。
これは企業が成長する上では非常に良い空気ですよね。まぁやらざるを得ない環境なのですが。
でも大企業は能動的に問題を解決しようとする人も少なく、あなたが動けばあっという間に成果を出せる環境と言えます。
僕自身、商社で働いている時に担当替えの際の引き継ぎ資料作成に時間がかかり過ぎているのではないかと疑問に思い、引き継ぎ資料の廃止を提案しました。
その代わり、日頃から部署全員が各担当者の仕事をよりよく知るために会議で自分の今取り組んでいるビジネスについて発表する場を設けましたし、引き継ぎ資料なしということで能動的にその部署の仕事を皆理解に努めるようになりました。
これって組織の総合力の向上ですよね。他の担当者のビジネスを理解していると何か問題にぶち当たった時に、他の人のビジネスで参考になるソリューションが使えたりするのですから。
これは、仕事を変えたくない、現状を変えたくないという人からも「なんでそんな余計なことしようとするの?」と嫌味もいくつか貰いましたが、完全に無視で進めましたし、成果は出ると確信していたので当時の上司と進めていきました。
転職面接でもこの話はしました。必ず聞かれるんです、あなたが能動的に動いて解決した問題は?と。
そういうわけで、大企業で働いている人も、能動的に動ける環境は揃っています。
やらないのはただの心のゆるみですので、積極的に動いていきましょう。
気づけばあなたの未来は「給料も増えた、転職市場でも求められる人間になった」変わっているはずです。