起業家思考

起業する時のパートナーは必要?仲間はどう見つける?

こんにちわ、高岡です。

この記事を開いたあなたはまさに起業を考えていますね?

であれば僕と同じ状況です。

一緒に頑張っていきましょう。

今回は、起業仲間って必要なのか?どうやって見つければいいの?と起業を志す人は確実にぶつかる問題についてフォーカスしていきたいと思います。

僕自身、まだ会社勤めであり、起業自体はしていませんが、すでに一緒に会社を立ち上げる共同創業者は見つけています。

起業の準備も半年ほどの時間を掛けてきました。

その際、やはり不安があったので、様々な経営者に助言いただき、とても参考になった話がたくさんありましたので僕と同様に起業を志すあなたにも参考になれば、と。

では参りましょう。

1.起業仲間は本当に必要?最初は一人でやるべき?

起業は間違いなく仲間とやるべきです。

これは僕が色んな経営者の方からとても強く言われたことです。

単純に、一人でやるより二人でやる方がシナジーがあるからです。

1+0は1にしかなりませんが、2人いると1+1が3にも4にもなるんです。

以下の記事でもスタートアップに詳しい経営者達が同じような話をしていますね。

関連記事>>>HOME>ビジネス>起業・スタートアップ> 「1000万円集められないなら、起業はやめるべき」 nanapi古川氏、WiL伊佐山氏らが語る、スタートアップのリアル

起業はひとりでするな

質問者 先ほどのお話で誰とスタートアップするかという話が非常に興味深いなと思いました。あとあと人を雇うということではなくて、まず始める段階で仲間を見つけるというのは、そもそもなぜ誰かと一緒にやるのかと疑問に感じたので、聞いてみたいです。

伊佐山 なぜ一人でやらないのかということですね。

古川 一人より二人のほうがパワーが倍だからです。

伊佐山 結局ビジネスって、ベンチャーってチーム戦なんです。個人でどんなにすごい人がいても、それだけじゃ大きなビジネスにはならないんです。個人的には全部自分で独占して一番目立って、一番金持ちになってというのもロジカルにはあるかもしれないんですけど、残念ながら世の中はそんなに甘くはなくて、チームでやったほうが、けんすうさんが言ったように楽しいし、パワーも当然あるし、リアルな話でいうと、僕が明日病気になった時に誰が明日まわすのという時に頼れる人がいるのはすごく大きいと思います。

他にも、このような記事でも過去の偉大な経営者には必ずパートナーがいたとされています。

Google、Microsoft、Appleなどですね。

関連記事>>>スタートアップ共同創業者の見つけ方、付き合い方、別れ方

まぁ、そもそもスケールが大きすぎる企業なので参考にならないよ、と思いますよね?

でも、日本で言えばGMOの村松竜さんや、例えば商社の出身者であれば伊藤忠出身、Unistyleの樋口さんが共同創業者と起業をして順調に事業は軌道に乗りましたよね。

村松竜さん関連記事>>>ありがたきは共同創業者
関連記事(樋口さんのパートナーの方の記事です)>>>野村證券を3年半で辞め、25歳で起業して2年間やってきて今思うこと

(以下村松さんコメント)

私は良い共同創業者の存在が投資の成否をわけると考えている。

1人のスーパースター型の起業家が率いる企業より、共同創業の方が成功の度合いが大きくなる傾向がある。しかも成長の継続時間が長い。「高く、長く飛べる」のだ。

共同創業がなぜ重要なのか。それは間違った意思決定が減ることだ。私はこれに尽きると思っている。

創業期のスタートアップの社長は自社の成長に重大な影響を及ぼし、社内文化を形成するような判断を毎週のように迫られる。社員の昇格や降格、給料の配分などだ。取締役会などで決めるにしても、社長が正しい答えを持っておく必要がある。そのときに誤った判断をすると、ボディーブローのように会社にじわじわとダメージを与える。

誤った判断が致命傷になる場合もある。大規模投資や事業転換のような資本移動にからむ決断だ。時限爆弾の青と赤のどちらの線を切るべきか、震える手でペンチを握るシーンがよく映画には登場する。社長は人知れず、そのような場面に直面しているのだ。

「間違った意思決定が減る」はほとんどの経営者に僕も言われたことです。

但し、間違ったパートナーと組んでしまっては1+1はマイナスになってしまうこともあります。

その忠告を胸に、僕の事業パートナー探しは始まりました。

2.起業仲間はどう見つける?

さて、起業仲間をどう見つけるかですが、僕はこれ、本当にしんどかったです。

最終的に僕は共同創業者を見つけることができたのですが、一例としてまずは紹介します。

僕の場合スタートアップ界隈で働いており、業界の文化として起業をしたい人にはどんどん人を紹介するというものがあります。

色んな方々に仲間候補を紹介してもらい、話をしてきましたが中々決め手がなく、話す度にお互い「違うな」という雰囲気がどんどん出てくるのであの空気はもう経験したくないですね。(笑)

そこでまた共同創業した人たちに話を聞いて見ると、「仲の良い」「自分が優秀だと思える人」と組むべきだというアドバイスを受けました。

よく考えてみれば、僕自身今回起業する目的は僕の「やりたいこと」を達成するためであり、その「やりたいこと」を叶える為には手段はなんでもよく、事業モデル自体はPivotすることに全く問題がなかったことに気づきました。

僕は事業モデルを達成するためのスキルがある人を探していましたが、そのモデルは今後変わる可能性は大いにありますので、むしろその際に対応、適応できる、変化に強い人材と組む必要があったのです。

そして、何よりも起業はこれから確実に苦難が降りかかってくることはスタートアップで働いていた経験上理解しており、その時に共同創業家とはたくさん議論が必要になってきますしチームワークは必須です。

そんな時に長い付き合いがあるか仲の良い人間でないとそれは難しいのではないかということは想像に容易い部分です。

そして、僕は大学時代の友人で優秀だと思える一人の友人に思いを打ち明けました。

幸い彼も転職を考えており、起業はしたいけどアイデアがないという状況でした。

この友人には2ヶ月かけて説得をしました。これから一緒に船出をしますが、やはり説得に時間は掛かった分、お互い腹を括れている状況にあります。

3.仲の良い、優秀な友人がいない場合はどうすればいいの?

さて、僕の場合はかなり運も良かったのですが、あなたは仲の良い友人で優秀、且つあなたの事業に興味を持ってくれる友人はいますか?

僕はこれって、なかなかいないと思うんですよね、現実は。

ですので、いないのであればまずは事業モデルをしっかり練って、今働いている会社の同僚に声を掛けたり、起業関連のセミナーに参加し出会いを増やしたり、友人のツテを積極的に辿り、色んな人にプレゼンして勧誘していきましょう。

コネクションを必死に探すところから始まります。

そして、面談を介して、最悪なリスクに直面した時にこの人はどのように行動するだろうか?ということを考慮して自分の事業に誘うかどうか考えていきましょう。

一つだけ理解しておいて欲しいのは、これは共同創業者が決まってから今実感していることですが、起業するということは一般的にはかなり大ごとであるということです。

僕自身、スタートアップ界隈に所属しているので起業するというのは普通のことで、かなり感覚が麻痺しています。

今回僕が誘った共同創業者はスタートアップ界隈の人間ではないので、僕が誘っている間その話をした時に「絶対に起業はしないほうが良い」という言葉を五月雨のように浴びたそうです。

ここで、本音を言うと決心が最初は揺るいだところはあると打ち明けてくれました。

僕の場合はすでに長い友人の期間があったことが後押しし、彼は決心してくれましたが、他人からとなると難しいです。

ですので可能な限り、もうすでに仕事のレベルも把握できる会社の同僚を誘うことをオススメします。

同じ企業で働いていると、その企業文化を共有していることは今後苦難を乗り越える時に大きなメリットになります。

辛い時に嫌いだった上司の話など思い出話ができるからです。

その意味で、僕は三番目に仲間に入れる人を前職の商社の同僚にすでに声を掛けています。

会社の同僚であっても、周りからの反応で躊躇してしまう人は必ずいますが、赤の他人より誘いやすいですし、困難を迎えた際に乗り越えられる可能性は高いです。

共同創業者探しは大変ですが、あなたの起業では不可欠な部分になりますので、ここは粘り強く頑張っていきましょう。

関連記事>>>【起業家思考】けんすうさんが語る「これからの優秀な人」

こちらは僕の起業に至る経歴を書かせて頂いています。

関連記事>>>筆者プロフィール


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