こんにちは、高岡です。
あなたの会社は副業を許可していますか?
副業が許可されていると夢は広がりますよね。
うまくいけば給料以外にも収入が見込めて、月に3万円でも稼げれば年間で36万円の年収アップですし、月に一回は高級レストランで食事が無料になるようなものですから人生のクオリティもアップです。
最近はメルカリなど比較的容易に売買ができるようになったり、BASEなどで無料でネットショップを開けたりするのでこれは商売を学ぶ意味でもとても良いと思います。
しかし大企業ではリクルートやロート製薬などは副業許可していますが、なかなか許可する企業はまだ少ないです。
今回はこれはなぜなのか?という点にフォーカスして記事を書いていきたいと思います。
1.増加する副業を許可する企業
副業を推奨している企業についてはすでにまとめ記事がありました。
参考サイト>>>社員の副業を認める会社が選ばれる時代へ。副業OK!な会社まとめ
参考サイト>>>【完全版】副業・兼業OK・Wワーク歓迎な有名企業39選
いっぱいありますよね。
有名企業で言えば、オプト、メルカリ、ウィルゲート、リブセンス、ビズリリーチ、Yahoo、Googleなどなどありますが、基本的にIT業界が多いですよね。
よーく見てみると、それぞれ転職が普通という文化を持った企業ということがわかりますね。
2.日系大企業も副業許可が加速する?
代表的な日系企業で副業を許可しているのは僕がサーチした結果では三菱自動車、富士通、キヤノン、三菱化学、デンソー 、花王、トヨタ車体、三菱化学、三菱自動車、日産自動車、ブリヂストンなどがあります。
これからも日系企業の副業許可は加速するのでしょうか?
あなたがもし日系大企業の社員であれば副業okなんて許可が出た日にはとてもHappyですよね。
日系企業はそもそもクビがないので、本業手抜きまくって副業本気、みたいなことも可能なわけですから。
僕の前職の総合商社では副業は完全に禁止でした。
副業okであれば年収1000万円をタダ乗りして、副業に集中すれば収入がさらに高まっていくわけですからね。
しかし、僕の見解としては、副業解禁の大企業はこれ以降、なかなか出てこないのではないかなと思っています。
理由は上記の通りです。
雇用を保証しているのに副業なんて許可したらまずは出世できなかった人たちがこぞって副業に邁進するようになりますよね。
もう出世街道に乗れなかった時点でサラリーマンの大半は担当している仕事が相当楽しくなければやる気なんて出るわけがないんです。
そしてその担当している仕事も自分で選べる訳ではないですしね。
僕自身も、もし僕が出世街道を外れて、やりがいのない仕事だったら毎日定時で家に帰り、副業に集中しますし、仕事は最低限をこなして有給をフルに使い、副業を展開していきます。
これが出世街道を諦めてしまった社員だけならいいのですが、最近の若い世代は出世に興味がなかったりしますよね?
参考サイト>>>「出世に興味ない」若者部下をヤル気にさせる手はあるか
出世に興味がない社員が自分の希望しない部署に異動し、副業しかしないということも有り得るんですよね。
そして企業はそんな社員も解雇できないんですから、これはなかなか苦しい立場に追い込まれます。
やる気のない社員や病気になってしまった社員を集めた部署って大企業であればどこにでもあると思うんですが、むしろこの副業に集中したい人たちはその部署を希望してしまう可能性も有ります。
こんな社員が増えると、企業の発展なんてあり得ないですよね?
その意味で、日産自動車や富士通が副業を解禁したことは僕にはとても驚きでした。
僕の中では、比較的人材流動の多い(転職が普通の)会社が解禁するものだと思っていましたから。
転職するのが普通の会社にとっては副業はとてもメリットです。
副業の内容がその企業の仕事に関わるものであれば新たなスキルや知識が身に付きますし、その事業自体がその会社にプラスに転じる可能性もあります。
例えばサイバーエージェントなんかはInstagramを利用したインフルエンサーの女性が何人もおり、オフィスの写真を乗せるなどしてサイバーエージェントの宣伝をしてくれていることもあります。
その意味では、これから日系大企業で副業が解禁されるとしたら、副業の事業の内容を本業に生かせるものであると承認された場合となるかもしれませんね。
僕が総合商社で働いてたのは資源部署だったので、資源についての副業をしなければならないといった感じです。
とてもやりたくないですよね。
日産自動車でしたら車関連の副業をすることになります。
これはスポーツカー特集のブログを書くなどすれば楽しいかもしれませんね。
副業の門戸が狭まると、副業できる会社に移ろうかなと言う人もこれからは出てくるのかな、と。
IT系で副業を推奨する理由はその業界の人たちの副業は大概Web系のものであり、相互作用が生まれやすいという性質が後押ししているのかもしれませんね。