日本の書店に行けば「これで完璧!TOEIC対策!」「聞き流すだけで英語リスニング力が上がる」「中学校3年間の英語が1冊でわかる」を謳う英語本が巷では溢れかえっています。
僕が物心ついた20年以上前からその状態が続いています。
日本人の英語への関心は留まることを知りませんね。
それだけコンプレックスを持っている人も多いのだろうという感じです。
どんな英語のノウハウ本を出してもそれはそれである程度は売れてしまうのだから日本って変な国だなぁと思っていました。
大学受験まで英語の勉強しているのになぜ未だにこんなに悩んでいる人が大勢いるのか。
日本の英語教育が悪いのか?
中国人、インドネシア人やタイ人、フィリピン人は英語堂々と喋るししコンプレックス抱えている人って少ないよな…などなどこういった疑問を今回僕なりに分析してみました。
僕が導き出した結論として、日本人が英語をうまく話せないのは、日本の先人達が優秀過ぎたからです。
Contents
英語コンプレックスの塊の日本人、なぜこんなことに?
英語に自信がない日本人はなぜ多いのだろうか。
グローバルで堂々と英語で交渉ができない大企業社員がなぜこんなに多いのでしょう。
総合商社でも英語が話せない人は実はたくさんいます。
そこには今までの学校教育や文化が大きく影響しているに違いないと考察しました。
島国だし昔鎖国してた影響もあって、そもそも英語を話そうという意識がなかったのではないか?
日本人は優秀過ぎて英語がはっきり言って必要なかった?
人間が特定の共同体に属する場合は、何らかの「共通概念」が必要となります。
少し歴史語り口調になってしまいますが、日本以外の地国で暮らす人々の多くは、歴史的に祖先が大虐殺(ナチス・ドイツのユダヤ人虐殺等)を経験しています。

例えば欧州でも、フランス、ドイツ、イギリスなどそのほとんどがローマ帝国滅亡後に襲来した侵略者によって建てられた国です。
中東に於いては宗教(イスラム)が共通概念となっており、共和国を共同体として成り立たせています。
次にアメリカは、国家のとしてのナショナリズムを維持するための最重要概念としてアメリカ英語を位置付けています。
ナショナリズム維持のためにあらゆるアメリカ移民に対しアメリカ英語の使用を強制し、グリーンカードにもアメリカ英語能力を必須条件にしています。
今世界で話題になっている「移民」の人達が海外で職を得ようとするとき、言語問題は大きな壁となります。
日本人が海外で就職が簡単にできないのは言語の問題が一番大きいというのと同じです。
しかしアメリカではずっとメキシコからの移民の人々が英語を話さず移住しているパターンが増えてきており、英語公用語化の動きが今まで以上に盛り上がっています。
非英語人口が増えることにより、国家としてのナショナリズムを喪失することを恐れているのです。
トランプ大統領もメキシコ移民については度々言及していますね。
さて、日本ですが、アメリカのように言葉こそが国家という共同体の基礎となる共通概念であり、最近ユニクロの柳井さんが移民を日本にもっと受け入れるべきと話をしておりますが、上記を踏まえこれについては僕は反対の立場です。
今後移民が増えてしまうことによる日本独特の文化の喪失、日本人による雇用の減少が起きてしまうからです。
ですので実際のところ、日本人が英語が喋れないというのは国としてはかなりプラスなのでは?と思っています。
話が逸れました。日本人の「英語力」については現実の世界には母国語で大学教育を執り行える国は実は旧西側先進国を除くとほぼありません。
理由は外国語で書かれた高度な文献を、自国語に訳す知能・専門性がないためです。
度々日本の報道では「フィリピン、タイでは英語で大学教育を実施している、日本もそうすべきでは。」という議論をよく見かけますが、現実にはほとんどの国は「仕方なく英語で大学教育を行っているだけです。
自国の言葉と語彙では外国の概念を翻訳し伝えることができないからこそ、翻訳のプロセスを飛ばし英語のまま学生に教えるしかないということです。
その意味で、日本の大学教育は母国語で行われており、実は誇るべき事実があるということです。
日本人が英語が上手でないのは、日本語さえわかれば国内における生活にも困らず、高等な教育を受けることができ、文化的活動に支障がないため」なのです。

実際に、普通に日本に生活するのであれば英語なんていらないでしょう?
英語話す必要がないんですよ、本質的に。
それでも大企業社員は英語勉強しなきゃダメだよ
上記までは、日本人が英語を話せないのは実は誇るべきことだとお伝えしてきました。
しかし、ここで強く僕が主張したいのは日本の世界に打って出る大企業社員は別です。
日本で利益を生むのに限界が来ており世界から利益を掻き集めている中、英語が話せないサラリーマンなんてあり得ません。
世界に出たくないのであれば日本語オンリーで仕事してください。
あなたの給料は減り、英語が上手な社員の給料がその分上がります。
ではこの環境下、英語はどう学んでいくべきなのか?
どうしたら帰国子女のように英語を自然に話せるようになるのか?
そこで、大企業社員の英語力向上に向けオススメなのは、やはり「ネイティブスピーカー」と手軽に英会話を「実践」できるDMM英会話です。
どんなに忙しいサラリーマンでも1日30分なら絶対に取れます。
外資系投資銀行に勤めている後輩がいますが、入校前に英語のブラッシュアップを必死にDMM英会話でネイティブスピーカーと実施していました。
僕自身も英語力を落とさないため今も毎日欠かさず英会話レッスンを受けています。
正直30分毎日やるだけで英語能力の成長の軌道に気付いたら乗っています。
もう最初はモチベーションが続かないこともあると思いますがそこはもう英語の勉強は「DMMでしかやらない」と決めつけて学習しても良いです。
継続が大事ですし、継続していれば必ず軌道に乗ります。
関連記事>>>レアジョブよりもDMM英会話?社会人の英語力をグンと伸ばすオンラインレッスン
価格はネイティブ講師と会話するのであれば「プラスネイティブプラン」を選び15,800円/月(毎日25分)と少し高めですが、「ネイティブスピーカーと毎日話す」ことができることを考えれば妥当な値段だと思います。
DMMより安く済ませたい、フィリピン人講師でも良いのなら、レアジョブでも問題ありません。
僕が社会人になり、猛勉強していた時期に使っていたのはレアジョブでした。
こちらは5,800円/月(毎日25分)でビジネス英会話コース10,780円/月(今なら初月半額!5,390円/月)も用意されています。
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いずれも無料レッスンができるので、一度実際どのようなものかを体験してからどちらにするのかを決めるのもアリだと思います。
※尚、DMMの無料体験はネイティブスピーカーとは会話できません。
もう高い英語力無しでは誤魔化せない時代
あなたは英語習得に向けて、努力できていますか?
これからグローバル戦争で更に戦っていかなければならない日本は、意識高く学習している層のサラリーマンだけでは世界で勝てなくなります(既に人手不足)。
特に大企業のサラリーマンは必死に英語を極めなければならない時代になっています。
一緒に頑張りましょう。
以上、日本人が英語が苦手・できない衝撃の理由とは?発音がひどいのはなぜ?大企業社員は言い訳なしで勉強しよう。…でした!