仕事をしていて、その内容が上司の意見と現場の意見をまとめる間接業務だったり、
単純な作業ばかりの業務になってしまうと、
「仕事のやりがいとは?」
と悩んでしまいませんか?
私は日系企業で働いている時に、常にこの感覚に見舞われていました。
しかし、「やりがい」の正体とはそもそもなんなんでしょう。
今回は、どうしても毎日の仕事が退屈で辛い、もっとやりがいを、
という人に向けて、私の経験から少し論じてみたいと思います。
お金が入るから人は本気になる、というのは事実
仕事をする上で、人を喜ばせる、感動する、などのやりがいを感じることはとても素敵なことだと思います。
しかし、どんなにやりがいのある仕事でも、それに見合った「報酬」がなければ実は、
人はどんなにやりがいがあっても動けないものだと思います。
例えばすでに数億円を手にしてリタイア生活をしている、という人であればそれは成り立つかもしれません。
しかしそんな人は稀ですよね。
大半の人が、もう少し生活水準をあげたい、欲しいものを手に入れたいと願いながら生活をしているはずなのです。
さて、やりがいがあれば報酬なんていらない、そう思う人もいますよね?
私はこの議論はいろんなところで繰り広げられているのをみてきましたが、
結論からいうと、見合った報酬がないと人はどんどん消耗していきます。
例えばボランティア活動。
ボランティアは最低限の生活を保障されながら、団体などに属しながら、
まさに「人の笑顔を見るため」に実施されますよね。
どんなに頑張っても報酬は最低限の生活保障、でも「人々の笑顔」が見れれば幸せーー。
本当にそうでしょうか?
それは長く続きません。
こんな記事は絶対に出てこないはずなのです。
ボクのおとうさんはボランティアというやつに殺されました。「桃太郎から考える正義の反対とは?」
あなたの正義が正解であるとは限らない-ボランティアに殺されたお話
そもそもボランティアはお金を生み出すことはなく、
やはり支援するにも限度がきます。
ボランティアをするのではなく、社会貢献も叶えながら利益を生むビジネスであれば、
ボランティアの幅も広がりますし、本人のやりがいに繋がるものであると思います。
例えば、ボーダレスジャパンなんかはそのように進め、今では年商30億円ですよね。(凄い!)
売上30億の社会起業家、ボーダレス・ジャパン田口一成氏に訊く (前編)「稼ぐこと」と「社会貢献」に国境はない
結局は「お金」に真剣になることもやりがいと両立しないと、
人とは必ず消耗するものなのです。
また日系大手企業のつまらない仕事だけど給料は良い会社、というのがありますよね。
これはつまらない仕事を高給で正当化している部分もありますが、
まさにお金、とはある程度のお金持ちになるまでは切っても切り離せないものなのです。
![okane](https://i2.wp.com/bizstile.com/wp-content/uploads/2018/12/okane.jpg?resize=768%2C1024&ssl=1)
やりがいの正体とは何か?
やりがいの正体は上記で言ったように、
まず第一にお金、報酬、
その後にこれは個人差がありますが、
「人を感動させる」「人と感動を共感する」「チームで成果を出す」「社会貢献をする」
なんでもあります。
まずは、会社員である場合は徹底的に年収を高め、且つやりがいの持てる職場を探すのが一番です。
ある程度の年収をすでに貰いながらも、日々の仕事がつまらないと思うのであれば、
今度は違うアプローチが必要です。
例えば、確固としたスキルを身につけ、転職で年収をあげていくことです。
この場合は、例えばマーケティングの専門家になればいろんな企業でスキルを生かすことが可能ですから、
業界や取り扱い商品も選べるようになるのです。
結果的に、自分を棚卸ししていくと、スキルをつけることが報酬も増え、
やりがいのあることにチャレンジできる機会が飛躍するのです。
日系大企業で年収は高くてもやりがいのない仕事をしていると、
40歳くらいになると死んだ目をして毎日会社に通うことになってしまいます。
まとめ
お金とやりがいの両立は難しいですよね。
誰もが求めているものです。
しかし、
転職に失敗したくない
今の安定を捨てたくない
このように考えている間は、両立することは極めて難しいでしょう。
しかし、この両立を成功として、
あなたはこれからも成功を目指さずに、今の状況に身を委ねて、
自分の声を押し殺して人生を歩むのでしょうか?
成功の反対は失敗ではなく、挑戦しないことです。
そして挑戦するというのは、一度走り出したら意外と人は走り出せるものです。
悔いのない人生を送っていきましょうね。
以上、仕事にやりがいはいらない?年収第一?両立しないと一回きりの人生、死んだ目で過ごすことになりますよ、という話…でした。
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