大企業に勤めながら、
そろそろ自分の将来を見据えたキャリアを本気で考えなければ不安、
むしろもう遅いのか?
早く動かなければ…と思いながらも、
そもそも転職のやり方、進め方がわからず動けないという人はたくさんいますよね。
今回はそんな方のために、
転職活動のやり方、進め方、
転職時期の重要性、
について処方箋を出したいと思います。
転職活動のやり方・進め方
転職活動の始め方、
これは簡単に最も一般的で効率的な流れを書くと、
- 転職求人サイトに登録
- 希望する求人を確認
- 希望する求人を持っている転職エージェントに相談
- 面接・オファー獲得
というのが現代では最も標準な流れですよね。
もちろん転職エージェントを飛ばして企業に直接応募したり、
企業の人事から直接採用のオファーの連絡がくることもあります。
もしくは、会社に直接ヘッドハンターから電話がきて、
そのまま面接もなく採用ということも稀にあります。
しかし、
私自身の転職経験を踏まえてお話をすると、
まず複数(4人〜6人)の転職エージェントに連絡をし、
希望する求人ではない業界を担当する人にも積極的に相談をします。
意外と、自分はすごく狭い世界で社会を見ていたことに気づくことになります。
もちろん転職エージェントに相談したあなたは、
エージェントとしても大事な顧客資産となりますので、
頻繁に連絡がきてしまう煩わしさはあると思います。
しかし、転職とは人生で大きなイベントになりますので、
転職エージェントは複数会って、自分の知らない業界の常識、
様々な人生指針をしっかり考えてみることをオススメします。
私の後輩で転職に失敗したという人の大半が、
最初に会った転職エージェントが勧める企業をそのまま受けて、
実際に転職してみると理想と現実が異なったというパターンです。
転職を考えている、という時点であなたは自分の将来を真剣に考えている証拠ですし、
これを機に様々な業界におけるあなたの転職市場価値を確認して、
納得のいく転職活動をしていくことをオススメします。
転職エージェントを探すのに手間をかけても仕方なく、
求人サイトのランキングを以下の記事にまとめていますので、
自分に合ったサイトを活用していきましょう。
全て無料なので、まずは気軽に登録すると良いかと思います。
ちなみに、30代で大企業出身者であればBizReach一択です。

転職時期はいつが正解なのか、30代はもう遅い?
転職時期については、
20代前半であればそこまで迷うことはありませんが、
30代になってしまうと「もう遅いのか?」と悩んでしまいますよね。
しかし、30代でも最近は転職市場も「遅い」とはそこまで捉えられておらず、
30代前半での転職はむしろ常識になりつつあります。
但し、30代後半になると特異なスキルを明確に求められるようになり、
転職はかなり厳しくなってしまうので、
30代前半の人で、将来に不安を抱えている人は早めに転職活動を開始することを推奨します。
むしろ、私自身は転職活動自体は社会人1年目からするべきで、
自分の転職市場価値を理解した上で、どのように日々の仕事に取り組んでいくべきか、
という点を理解しての企業勤務の方が、
日々の仕事が充実するようになり、モチベーションに寄与するかと思います。
最近の総合商社勤務の社員は、1年目から転職サイトには登録しており、
かなり意識が高く、大企業の終身雇用は近々終焉を迎える予兆が出ていると感じます。



まとめ
今回は一般的な転職活動の始め方、進め方と、
私が推奨する転職活動の進め方を紹介しました。
そして、転職の時期に関しても、
明確に30代前半までに動かなければ転職は厳しくなり、
相当なスキルが必要になることを述べました。
悩んでいる人は、まずは転職求人サイトに登録したあと、
求人をある程度眺めた段階で複数の転職エージェントと相談をし、
納得のいくキャリアが歩めるよう、行動していくことが大切です。
頑張っていきましょう。