仕事術

優秀な社員がいつも意識していること〜知識のアウトプット&キャッチアップと孤独に学習を継続する人達〜

優秀な社員はなぜ優秀なのだろう、と僕は何年も研究してきました。

そこである共通項が見えたんです。

それは知識のアウトプットキャッチアップの差です。

もちろん普段から知識をつけようと勉強しているのは大前提でこの話はしています。

それではいきましょう。以下は今回のポイントです。

  • 優秀な社員は一つ一つの動作に自分の知識になるよう意識して仕事をしている。
  • 「わからないこと」を有耶無耶にしない。
  • 会議、商談、勉強会などの場を無駄にしない。
  • 孤独に学習を進めている。
  • この意識の差が1年足らずで顕著に出る。

社内情報共有の場でも必ず自分の見解を述べる

日々仕事をしていると担当している事業の関係者に社内外問わず情報共有のメール、会議などをすることになるでしょう。

 

その中で、あなたはただ情報を共有するだけに留めていないでしょうか?

例えば、神戸製鋼で製品データの改ざんが発覚したことを部署内で共有する時に、メールを1通、「昨日神戸製鋼で製品データの改ざんがありました」とだけ共有していないでしょうか?

 

これが優秀な社員の場合、このニュースをスピード感を持って深堀りし、自分の見解も持って共有しようと努めます。

 

例えば、僕が知っている優秀な社員はニュースが発覚したと同時にGoogleで他サイトのニュース20件くらいに目を通し、確定情報、不確定情報を分別します。

 

その後、関係あるであろう取引先に電話し自分である程度分析した情報を話し、取引先に影響がないかを確認、そして自分の集めた情報の確度を高めます。

 

その上で、情報共有のメールには分析結果、取引先の状況、そして最後に自分の見解及び今後のアクションを記載します。

 

これをかなりのスピードでこなします。朝9時出勤であれば9時半には共有し終わってます。

もちろん最初からその人もスピードを持ってできた訳ではないですが、それも積み重ねです。

関連記事>>>神戸鋼のデータ改ざん、ボーイングからトヨタまで巻き込む

 

ここでその優秀な社員が得られるものという意味では、まずは頭の中で事象の整理ができ、取引先には心配してくれたと思ってくれるので信頼が大きくなり、社内の情報共有のメールには具体的なアクションを上司に「提案している」状況になるので仕事が進むのが早いです。

おまけに今回は神戸製鋼の事象を例に挙げていますが、企業の内部統制のどこが問題だったのか、神戸製鋼の取引先、などなど業界知識が嵩上げされることになります。

 

こうした一つ一つのアクションが積み重なり、業界知識にも精通、アクションも早い、具体策をすぐに練ることができる思考が身につくのです。

優秀な社員はこれを継続して、それを積み重ねてきています。

 

他にも、例えば商社時代の僕の上司は出世できた理由が出勤前の早朝に会社にきて、その日のニュースをチェック、分析し自分の見解を社内各部署に展開し1年が経った頃には社内で有名人になり、各部署の信頼が大幅に高まり良いポジションが回ってきたという話もありました。

 

それだけ「アウトプットすること」は絶大な威力を発揮しますしアピールしやすくもあるようです。上記の上司は1年で周りの自分を見る目が大きく変わったとも発言していました。

 

伝える人を意識して、のアウトプットは緊張感もあるので効果は絶大かと思います。

自分の知識を底上げしながら周りの信頼も勝ち取っていったというとても良い例ですね。

 

会議では必ず発言・質問する

会議一つ取っても、優秀な社員は自分を高めていきます。

会議って他の事業の担当者の情報共有ってわからないこともあります。

それをできるだけ質問して、自分なりに理解に努めようとします。

その上で自分の見解も合わせて発言するように意識し、そこで例えば見解が間違っていようとも本人は全く気にしません。

寧ろ指摘されたことによって新たな気づきを発見し、それを自分の知識にします。

この機会をどんどん増やすことによって飛躍的に様々なケースの考え方、知識を得ていきます。

わからないことを有耶無耶にせず秒速でキャッチアップする

優秀な社員は積極的にキャッチアップをします。

例えば取引先との面談ではたまにわからないことが出てきます。

そこで質問できればベストですが、取引先との関係上それができない場面は多々あります。

ですのでわからないことは会社への帰り道などで必死に調べて理解しようと努めます。

あのサイバーエージェントの藤田社長も起業当初はわからないことが多く、必死で調べて自分で理解していったという話があります。

この姿勢が、他を圧倒する知識量に繋がります。

孤独に学習を継続する

上記のように会議の場や普段のキャッチアップなど会社の中での学び方もそうなのですが、優秀な社員というのは家に帰ってからも貪欲に仕事に生きる学習をします。

そして、その学習が習慣化され、コツコツと知識を積み上げた結果、普段遊んでいる社員とは仕事の成果に圧倒的な差が出てくるのです。

孤独に負けず、成果を出すために、努力を継続するのです。

よく天才は孤独に自分が理想とするものを追い求めると言いますが、優秀な人も同様ということです。時間とともに、周りの人と差がつくのです。

まとめ

情報のアンテナを張り、その情報を深堀する→見解を述べる→指摘してもらう→新たな知識の習得を繰り返すこと、わからないものはすぐ調べ理解しようとする姿勢が優秀な社員のほとんどに共通します。

サラリーマンの皆様も、アウトプットとキャッチアップは意識して仕事に取り組みましょう。

以上、優秀な社員がいつも意識していること〜知識のアウトプット&キャッチアップと孤独に学習を継続する人達〜…でした!


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