英語学習

英語は勉強の方法次第でいくらでも伸びる?単身海外留学成功者に聞く、超効率学習法!

 

私が就職して気づいたのは、

留学した人の中で英語が話せる人、話せない人の2パターンがいることです。

国内育ちの純ジャパな私からすれば、

留学したら全員英語を話せるものと思っていましたが、意外とそうでもないみたいです。

 

私は思いました。

 

「留学って行くだけで英語が喋れるようになるんじゃないの?」

「高い現地での生活費や授業代を払って英語学べないってどういうこと?」

 

しかし、留学に行った彼らだって志があって、

語学の勉強をしたくて思い切って海外に行っているはずですよね。

そう思い、留学経験者に別記事でなぜ失敗したのかをインタビューをしました。

→ 【海外留学失敗例】海外留学したのに英語が話せないの人が多い理由

 

失敗例の中では、

端的に言うと、とにかく英語をたくさん話すために外国人の友達作りに奔走し、

結局辛くなって現地にいる日本人と遊んでしまい、

気づいたら留学期間が終わってしまったというものでした。

 

では、留学できちんと英語を学び、

海外と取引をするバリバリのビジネスマンとして働いている人は、

どのような留学生活、英語学習をしてきたのでしょう?

今回は、前職総合商社に勤務していた頃の同期、

留学成功者と言える安岡君(仮名)に話を聞いてきました。

安岡君のスペック

↓↓↓

  • TOEFL ibt:110点, TOEIC:990点
  • 高校時代に3年間ロサンゼルスに留学
  • 慶應大学で学生生活を送る
  • 現在某総合商社勤務、インドネシアに3年間駐在経験有り

私;

久しぶり。今日は留学について色々教えてください。早速だけど、一人で海外に行く海外留学を成功させるには一言でいうと何が大切かな? ここでの成功の定義は、仕事で問題なく実務、商談できて、またネイティブが複数人いても問題なく会話に入っていける英語力のことを指してます。

安岡君:

僕の経験でよければいくらでも。そうだね、英語の勉強は留学で海外にいてもやっぱり一番は「読み書き」を全力でやることが留学の成功の秘訣だと思うよ。

安岡君:

海外にいるからって無闇に外国人と話そうとしてもインプット(=勉強量)が足りないから、会話のキャッチボールができないことにストレスを感じたり、変なスラングばかり外国人は教えてくるから、まずは英語の基礎を固めないとダメだよね。

私;

なるほど、海外にいると家で勉強するよりもっと外国人と話をしに行かなきゃ!と思ってしまいがちだけど、自主学習はとても大事なんだね。僕は外国人の彼女を作ることが一番早いかと思ってたんだけど。

安岡君:

彼女は確かにいれば語学力は飛躍するだろうね(笑)僕の場合は2年間の留学と期限が決まっていて、焦る気持ちはもちろんあったけど、まずはちゃんとした英語の知識がないと外から聞いた言葉をフルに吸収できないと思ったんだ。

安岡君:

僕が行っていた高校も駐在員の息子とかがいるプチインターナショナルスクールで、学校の勉強はそこまで大変じゃなくて、パーティもよくやってたんだけど、僕は最初の1年間はほとんど参加しなかった。

安岡君:

最初に決めていたんだ。最初の1年間で英語をマスターする、2年目は外に出て現地文化とネイティブが話す生の英語を身に付ける、って。

私;

(こいつ、めっちゃ喋るな・・・さすが商社マン・・・)

今回のポイント
・英語を効率よく学ぶためにも、英文法と英単語の学習は最初に集中してやるべき。
・緊張する場面でも恥をかく前提で積極的に英語を話すことが大事。
・ある程度英語を学ぶと、あとは利息のように英語力が上がっていく。

 

1.具体的な英語学習のプロセスは?高校留学ver.

最初の1年は文法、単語に集中!引きこもりでも大丈夫

私;

では、さっきの話であった1年目と2〜3年目の学習方法について具体的に教えて欲しいんだけど、1年目は主にどのように学習していたの?

安岡君:

まずはTOEFL(語学試験)の勉強に一点集中しました。一日中テストのことを考えてましたね。大事なのは自分の語学のレベルを視覚化することだと思います。

安岡君:

外国人となんとなく話してて「あっおれ喋れてるわ~」という感覚に陥り安心して勉強を辞めてしまいそうになることは何度かあったんですが、テストを受ける度にどん底に落とされて(笑) まだまだ勉強が足りてないってことを再認識させられました。

私;

やっぱりTOEFLなんだ。大学受験とかでも使うもんね。TOEFLibtは僕も仕事しながら血を吐きながら勉強して(笑)100点に乗せましたが、高校時代の僕の知力では到底良い点は取れなかったと思います。安岡君はどのようにTOEFLの勉強をしていたの?

安岡君:

語学はなんだかんだで単語量と文法だろう!と思っていたので、単語を覚えるところから始めました。単語帳を覚え始めたんですが楽しくなくて・・・。がむしゃらに作文を書くことにしました。最初は毎日その日の日記を書くんですよ。なんでもいいから2000wordくらい。で、それを学校の先生に添削してもらう(笑) 僕のことを親身に考えてくれる先生だったので、手伝ってくれました。

安岡君:

単語量が増えてきて、簡単な英語の絵本とかをスラスラ音読できるようになったところでTOEFLのEssayパートに映り、そこから親に借金をして、家庭教師を週二回の2時間授業で雇いました(笑)。最初の1年はほぼ毎日書いていたので、300個くらいは作文したと思います。

私;

やっぱり作文!僕も社会人で英語を勉強している時は作文して、レアジョブの先生に見てもらってました。

安岡君:

今はオンライン英会話が色んな活用されててすごいですよね〜。僕の頃はまだレアジョブもありませんでした。

安岡君:

作文は、間違えた文法、新しく覚えた単語などを次の日の作文に反映させるように意識してました。文法の教材は辞書代わりにしてましたね、文法の辞書。これで単語も文法の学習も効率よくできたのかと思います。でも、なんだかんだで量をこなすのが一番大事な気がしますね。

関連記事>>>レアジョブよりもDMM英会話?社会人の英語力をグンと伸ばすオンラインレッスン
関連記事>>>総合商社で働く場合、どれくらいの英語力が必要か?

英語の「会話力」はどうやって磨いていったのか?

私;

なるほど、インプットに関しては個人差もあると思いますが、作文がやはり一番効果がありそうですね。因みに会話はどうやって鍛えましたか?

安岡君:

会話は一番苦労しました。最初の頃は恥ずかしくて英語が喋れなかったんですが、途中でやけくそになって学校の授業で笑われてもいいや、と思い拙い英語で毎回の授業で積極的に発言するようにしました。 

安岡君:

最初は僕が何かを発言して、教師や他の生徒が何かコメントを言うんですが、それが聞き取れなくて(苦笑)毎回緊張しながら発言して、脳をフル回転しながら相手のコメントを聞いていたので単語を場面で思い出せる感覚がありました。

私:

場面で単語を思い出す・・・。

安岡君:

3ヶ月くらいするとわかるようになってきて、そこから授業に出るのが楽しみになりました。あとは、LAに来て半年が経った頃、TOEFLのスピーキングの対策を家庭教師との時間でするようになりました。

私:

やっぱりみんな喋る方は苦労するよねー。作文とスピーキングの練習を家に帰ってからって10代の若者にしてはめちゃくちゃ勉強してるよね、それ。

[say name=”安岡くん” img=”https://bizstile.com/wp-content/uploads/2017/10/2352aef4be9345aadd1501fa29b909ee.png”]そうだね。でも、留学に行かせて貰っている立場だったし、勉強しないと逆に罪悪感で(笑)

私:

意識高い(笑)1年目でTOEFLは何点取りましたか?何回受けましたか?

[say name=”安岡くん” img=”https://bizstile.com/wp-content/uploads/2017/10/2352aef4be9345aadd1501fa29b909ee.png”]留学が半年過ぎた頃から4回受けました。最初が62点、次が確か78点、3回目で102点、4回目はなぜか93点でした(笑)点数が低かったパートを積極的に勉強して改善していきました。僕の場合はやはりスピーキングでした。 でも、僕のスピーキングが一気に伸びたのはやはり2年目でしたね。

2.TOEFL100点超えてからの学習

私:

意識高い(笑)1年目でTOEFLが高得点になってからはどのように学習していったんですか?

安岡君:

さすがに1年目は死ぬほど家で勉強したので、ある程度結果も出て来たので積極的にアメリカ人の友達を作って出かけたり、アメリカの歴史や文化などを学ぶようにしましたね。あとは、映画もよく見にいってました。「おぉ、英語で映画が俺も見れるようになったか〜」と感動した覚えがあります(笑)

私:

結構リラックスして過ごされてたんですね。(笑)彼女はできたんですか?外国人の。

安岡君:

できませんでした(笑)好きな子はいたし、思いを伝えるには十分な英語力になってたんですが、諦めてしまいました。あと、クラブでいい感じになった子がいましたが連絡先を聞きそびれて。当時は奥手だったんですよ・・・。

安岡君:

でも、リラックスはしてましたが、1年目に文法と単語を集中して勉強した分、いわゆるスラングや新しい英語表現など、吸収力が良くてどんどん自分の表現の幅も広がっていきました。学校の授業も楽しくてしょうがなかったですね。TOEFLの対策はもうやめていて、テスト1週間前にテキストを開いて復習したくらいですね。帰国寸前の話です。そしたら最高点が出ました。

私:

そしてTOEFL110点を叩き出したと(笑)最後に、安岡君から見て、商社には英語が上手い人は多いですか?

安岡君:

めちゃくちゃ少ないですね。カタコトでお客さんと強気で話して、商談を決めていくのは凄いですが、人間関係などコネクションも売りにしている商社としてはもう少し英語ができてもいいのかなと(笑)

安岡君:

深い話ができないのは少し弱みかもしれませんね。但し、全員サバイバルレベルの英語力はあるなという印象です。

私:

なるほど、よくわかりました。今日はありがとうございました。

如何でしたか?以前に他の記事で帰国子女ではない「留学生」は英語を学ぶのに失敗するパターンが多いという記事を書きましたが、今回は成功者パターンを教えてもらいました。

これから留学を考えている人に、参考にして貰えれば嬉しいです。

以上、英語は勉強の方法次第でいくらでも伸びる?単身海外留学成功者に聞く、超効率学習法!…でした!


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