就職活動の本当の話

内定の意思確認だと思ったのに?最終面接で受かる・落ちる就活生の特徴はズバリこれ!大切な心構えと合否の傾向を紹介(面接時間・逆質問なしなど)

こんにちは。

あなたの人生を大きく左右する就職活動は順調でしょうか。

面接をたくさん受けていると、毎日選考結果が届くのを待つことになりますからソワソワしますよね。

私もトータルで30社くらいの面接を受けましたが、志望度の高い企業の選考結果が来るたびにメールを開くのに緊張していた気がします。

それが最終面接の結果なんかになってくると、もうスマートフォンから離れずにはいられないですよね。

今回は、私の経験をもとに「最終面接」で受かる・落ちる人の特徴、対策方法について書いていきたいと思います。

結論から言うと最終面接は器用でつまらない学生は落とされるので情熱を思い切りぶつけよう、というものです。

その理由を書いていきます。

面接の各段階で採用担当者の立場は全く異なることを理解しよう。落ちる人は相手の立場(役職)を理解していない

業界にもよるんですが、私が企業面接を受けた時に「メーカー」は一次面接で若手人事or中堅社員、二次面接で課長クラス、3次面接で部長クラス、最終面接で役員クラスor社長でした。

「銀行」に関しては一次面接から課長クラス、そこから複数回面接を経て、最終面接は役員でした。

「総合商社」の場合はどこも一次面接から中堅社員or課長クラス、2次面接で課長or部長クラス、3次面接で部長クラス、最終面接で役員クラスでした。

まず、あなたが面接を受ける前に意識しておくべきことですが、社会に出るとよくわかりますが、サラリーマンは大前提として上司に好かれる人がどんどん出世していきます。

仕事の良し悪しは多少影響しますが、上司が部下を評価するに当たって、一番の割合を占めるのが「好かれている」かどうかなのです。

ですので、最終面接まで、どのように通過するべきかはなんと想像できますね?

面接官に好かれれば良いのです。こいつは気が使えそうだな、話していて気持ち良いな、とこの部分が評価の大半を占めてしまうのです。これが受かる人です。

もちろん最低限自分の言葉で志望動機などは話せないといけませんが、優秀な人が面接で落ちてしまう理由はこんなところにあります。

すごく曖昧で抽象的なものなんですよ。だからこそ就活は優秀だからといって受かるかどうかはわからないと言われるんですね。

あなたはついに最終面接に呼ばれたとします。

最終面接というのは基本的にどこの会社も役員クラスが出て来るのが基本です。

そしてあなたはここまでの面接と同じように会話し「不合格」を突きつけられることになります。

なぜだかわかりますでしょうか?

まず、役員クラスと部長レベルまでの社員とでは「視線」が異なります。

ここでいう視線とは、そのままですが見ている方向が異なるということです。

普通の企業の部長クラスまでの管理職であれば、多数の部下もおり、役員という上司がいますね。

つまり、上司である役員の意向を汲み取り、部下に仕事をしてもらう必要があります。

上も見ないといけないし下も見ないといけなくて大変ですよね。

上司に言われたことを部下に的確に理解させて仕事をしてもらわなければならないのです。

どうしても部下と接する時間が長くなってしまい、役員上司の要求に応えるためにうまく組織をマネージしていかなければなりません。

「優秀な部下が欲しい」「自分の代わりに役員上司の意向を理解してくれるパートナーが欲しい」

このように思いながら働いているんですね。

つまり、このような部長クラス、課長クラスの社員が面接で重視する「人物像」というのは必然的に「使い勝手の良い優秀な人材」つまり、「一緒に働きたい人」なんですね。

部長・課長クラスは「一緒に働きたい人」、では社長や役員クラスは?

最終面接前くらいまでに出てくる面接官は「部長クラスまで」というお話をしてきました。

そして、彼らは「一緒に働きたい」と思える人材を評価することも理解できたと思います。

では、役員クラス、もしくは社長はどのような学生を採用したいと考えているのでしょう。

まず、役員以上の役職の人は、真剣に会社の舵取りをしています。

「今後も会社が発展するために今すべき施策はなんだろう?」

「会社のウィークポイントはどこだろう?」

「どこの事業分野への投資を積極的にしていくべきだろう?」

「我々の会社でできる社会貢献はなんだろう?」

このように頭を毎日のように悩ませています。

とにかく、上を向いて仕事をしているのです。

そんな人たちが就職面接で魅力に思うような学生はどんな学生でしょうか?

それは「ビッグマウス」でもあり「情熱溢れる」人材です。

役員クラス以上の人は社内政治などを戦ってきた、そして勝ち抜いてきた人たちです。

出世するために「器用さ」「賢さ」が重要であることは百も承知です。

しかし、視座が上を向いている人間が共感を覚えるのは、大げさに言えば「不可能に挑戦する気概」です。

会社の次世代を担ってくれる人材に魅力を感じるのです。

そもそも、役員以上の人となれば、日本企業であればすでに年齢も50歳は超えているはずですよね?

つまり、彼らがあなたと働くことはほぼ永遠にないのです。

一緒に働くことを前提に考える人と、会社の次世代を担ってくれる人材が必要だと考えている人では視点が全く違います。

 

例えば、就活をしていた頃に私の友人が某東京海上の最終の役員面接で落ちたと嘆いていました。

その友人の特徴は「器用」で「明るく」「堅実」なところで、一次面接から首尾よく最終面接まで進みました。

私が例えば部長や課長クラスの社員で面接官でしたら、その友人は安心して仕事任せられそうでしたので是非入社して欲しいと思ったと思います。

但し、上記で述べたように役員クラスの「経営者」というのは自分の会社を将来担ってくれる人材、若しくは自分のモチベーションを高めてくれるような熱いことを語ってくれる人材を探しています。

しかし、少し落とし穴がありまして、「情熱を語れる」学生は役員クラスに評価されるのですが、そもそも最終面接までいけないというジレンマが発生します。

合否の傾向(面接時間・逆質問なし?)

最終面接を終えて、合否の連絡がくるまでは不安で仕方ないですよね。

ぶっちゃけてしまうとどちらもあまり関係ないと思いますが、私が就活時に実感したのは、落ちるときは長く、受かるときは早く面接が終わるということです。

面接官も人間ですので、温情があれば「なんとか受からせることはできないか?」と時間ギリギリまで見極めるために質問を続けてくれる場合があります。

しかし、大手企業にとってはそんなことはなく、何千人と落とす必要がありますので、内定でもお祈りでもいずれにせよ早めに面接を終わらせる必要がある場合がほとんどです。

逆質問に関しては、「質問」とは学生の企業の理解度と思考を測るものでもあり、これも最後まで見極めに使われている可能性もありますが、なければもう落とすことを確定とした可能性もあります。

あまり、考えすぎない方が良いです。なぜなら、企業の採用担当も人間です。人間は千差万別です。

傾向は多少はあるかもしれませんが、内定は内定、落選は落選です。

面接を受け終わったのであれば、合否が出るまで他の企業の研究をするなり有意義な時間の使い方をしましょう。

まとめ

 

ここまで最終面接までは「上司に好かれる人間を演じなさい」、最終面接では「情熱を語れ」と言ってきました。

この調整は少し難しいですよね。

私自身も最終面接に複数回落ちてから気づきましたし、情熱を持ち合わせていないときはどうすれば良いのかわかりませんでした。

結局は、情熱的に語ると言っても抽象論になります。だからこそ私はビッグマウスで良いと言っているのですね(笑)

私は某大手メーカーの最終面接で、少し海外展開に遅れを取っている状態でしたので「私が御社を、世界一のメーカーにします」と発言したところ、その場で内定を頂きました。

この程度のことを言えば良いんですね。あまり深く考えなくて大丈夫です。ここは精神論です、びっくりするくらい。

それでは頑張っていきましょう。

就職活動全体の対策は一つの記事にまとめており、私の就活経験、社会人に出てからのOB訪問でのヒヤリング結果、社会人経験を加味したものとなっておりますのであなたにも有益な情報かと思います。

『最強の就活』大企業の内定をのび太くんでも獲得できる5ステップ

興味があれば、覗いてみてくださいね。

以上、内定の意思確認だと思ったのに?最終面接で受かる・落ちる就活生の特徴はズバリこれ!大切な心構えと合否の傾向を紹介(面接時間・逆質問なしなど)…の話題でした。


関連記事:

【2018年/おすすめの転職・求人サイトランキング】

おすすめ求人(転職)サイトランキング転職をするにあたり、転職エージェントを通じて希望の企業の面接を受けるのは現代では常識です。

しかし、転職エージェント選びを間違えてしまうことで、あなたの大切なキャリアの致命傷となってしまうことは少なくありません。

転職エージェントは求人サイトによって千差万別です。ここではおすすめの求人サイトを紹介していますので参考にしてみてください。

>>おすすめ求人サイトランキングへ